神様マイケル・ジョーダン、喜び過ぎた若手の頭をはたく。

シャーロット・ホーネッツのオーナー、マイケル・ジョーダンが選手の頭をはたく場面を捉えた動画が話題になっている。

緊迫した試合をベンチ横で見守っていたMJ

MJが選手の頭をはたく場面をカメラが捉えたのは現地時間2018年12月12日に行われたシャーロット・ホーネッツのホーム、スペクトラム・センターで行われた対デトロイト・ピストンズ戦。

大接戦となった試合は106-106の同点で迎えた4Q残り約2秒、ホーネッツのジェレミー・ラムが右45度の角度から放ったシュートがリングに吸い込まれ108-106でホーネッツが勝ち越した。

ベンチから一斉に選手たちが飛び出し、ジェレミー・ラムを中心に歓喜の輪ができる。ベンチ横に陣取っていたMJも万歳ポーズで喜びを露わにする。

が、ここで問題が発生。残り時間はまだ0.3秒残っていたのである。

試合が終わっていないにもかかわらずベンチから飛び出したホーネッツはテクニカルファウルを吹かれ、ピストンズにフリースロー(1本)を与えることに。

結局、ピストンズはフリースローを成功させたものの逆転を狙ったエンドラインからのタッチダウンパスをニコラ・バトゥームにカットされ試合終了。ホーネッツが108-107で勝利した。

▼ジェレミー・ラムの勝ち越しショットの瞬間。

マイケル・ジョーダンの「頭はたき事件」が起こったのはラムのショットが決まった後、コートになだれこんだホーネッツの選手たちの映像をレフェリーが確認している間。

神様に頭をはたかれていたのはマリック・モンク。NBAドラフト2017において全体11位でホーネッツに指名されたケンタッキー大出身の期待の若手だ。

映像を確認すると、真っ先にコートに飛び出しているのがモンクであることが分かる。

アリーナのビジョンに映される映像を指差しながらマリク・モンクに話しかけるMJ、おそらく「おいおい、まだ終わってないだろ。なにやっちゃってんだよ」的なことを言っているのだろうがモンクは「いや、仕方ないっすよ。普通あれで終わりでしょ。レフェリーが細かすぎるんっすよ」などと(100パーセント想像です)言い訳している様子。

そんなモンクの態度に若干イラっとしているように見えるMJは後ろから左手で彼の後頭部をはたく。さらに言い訳?を続けるモンクにもう一度軽くパシッとくらわすMJ。

試合後にMJがAP通信に語ったところによると「あれは兄が弟を小突くようなもの。キレてたわけじゃない。愛情表現みたいなもんだよ」(意訳)と、険悪なムードでなかったことを強調している。

参照:Michael Jordan says slap of one of his Hornets players was ‘only love’

最後はお互いに笑って会話を終えた二人だったが、勝負への並々ならぬ執着心を見せるMJらしさを垣間見た気がして懐かしさを覚えた。

▼MJがモンクの頭をはたくシーン。

残り0.3秒でも逆転の可能性があるのがバスケットボールというスポーツ。最後の最後まで油断は禁物だというMJの忠告は果たしてモンクに響いたのだろうか。