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パット・カナトンの経歴|NBAとMLBでドラフトされた身体能力抜群のロール・プレイヤー

身体能力抜群のロール・プレイヤー、パット・カナトン(Pat Connaughton)について紹介します。

※「パット・コノートン」「パット・カナートン」と表記されることもあります。

パット・カナトンの基本情報(生年月日・身長・ウィングスパン他)

  • 生年月日:1993/1/6
  • 国籍:アメリカ
  • 身長: 196cm (6’5ft)
  • 体重:95kg (209lb)
  • ウィングスパン:204cm (6’9ft)
  • ポジション:シューティングガード

Source:PAT CONNAUGHTON|DRAFTEXPRESS

MLBにもドラフトされた2刀流バスケプレイヤー

少年時代、野球、バスケットボール、アメリカンフットボール(クォーターバック)をプレイしていたパット・カナトンは、まず野球でその才能に注目されます。

高校時代、NCAAディビジョン1の複数大学からオファーを受け、当初は野球選手の道を進むものと思われていました。

しかし、 AAC(Amateur Athletic Union)のトーナメントで33得点20リバウンドの活躍を見せたことでバスケ選手としての評価が急上昇。野球同様、ディビジョン1の複数の大学からスカラシップのオファーを受け、ノートルダム大学(University of Notre Dame)に進学します。

ノートルダム大学では、バスケットボールと野球の両方をプレイ。2014年にMLBのオリオールズからドラフトされ、翌年、2015年にNBAのポートランド・トレイルブレイザーズから2巡目41位でドラフトされます。

結局、2つのスポーツの才能に恵まれたカナトンは、バスケットボール選手としての道を選び、NBAへと進みました。

NBAでのキャリア

ブレイザーズ入団後は、年を追うごとにプレイタイムを増やし、2018-2019年シーズンからバックスに移籍。

バックスではロールプレイヤーとしての地位を確立しています。

NBAオールスター2020では、スラムダンクコンテストにエントリーしましたが、決勝には進めなかったものの中々難易度の高いダンクを披露。能力の高さを見せてくれました。

ちなみに彼がコンテストで着ていた衣装は、1992年の映画『White Men Can’t Jump』(邦題:ハード・プレイ)に出てくる白人バスケットボールプレイヤーのもの。

タイトルからも分かる通り、「俺は白人だけど、飛べるぜ」といったカナトンのメッセージが込められていて面白かったです。

パット・カナトンの身体能力

複数のスポーツでプロレベルまで到達したことからも分かるように、パット・カナトンは高い身体能力に恵まれています。

特に跳躍力は高く、ドラフト時の測定で全体トップの44インチ(112cm)を記録。

試合中にも目の覚めるようなダンクを披露して会場を沸かせるシーンが多く見られます。

アメリカでは子どもの頃から複数のスポーツをプレイするのが一般的です。カナトンのように2つのプロスポーツでドラフトされる選手も珍しくありません。

ちなみに、ステフィン・カリーセス・カリー兄弟の父、デル・カリーもカナトン同様、野球選手としての能力を高く評価されており、MLBボルチモア・オリオールズから指名された過去があります。

日本では1つのスポーツに専念させるのが慣習となっていますが、個人的にはそれによって大きな才能を逃している可能性があるような気もするので、選手がいくつか興味のあるスポーツを経験できるような環境が整えば良いなぁと感じます。

以上、横道にそれましたが、2刀流NBAプレイヤー、パット・カナトンの紹介でした。