2020年2月14日(現地時間)に行われたライジングスターズチャレンジ2020に八村塁が先発出場。20分28秒の出場時間で14得点、7リバウンド、4アシスト、1スティールを記録しました。
試合結果・内容|注目選手がそれぞれ見せ場を作る
今年のライジングスターズチャレンジは、オールスター本戦のスターターにも選ばれたルカ・ドンチッチ、トレイ・ヤングの2人を始め、ルーキー・オブ・ザ・イヤー最有力のジャ・モラント、怪我で出遅れたもののデビュー後は凄まじい活躍を見せているザイオン・ウィリアムソンなどのスター選手が勢揃いし、例年に増して注目度が高い試合となりました。
八村が所属したチームワールドは、【131対151】でチームUSAに敗戦。八村自身は、前半終了時点ではMVP候補に上がるなど、なかなかのインパクトを残せたのではないでしょうか。
八村塁は前半からダンクを連発。ルカ・ドンチッチからのパスを受けアリウープダンクを叩き込んだ瞬間は、会場も沸いていましたね。
試合を通して最もインパクトを残したのは、20得点を記録してMVPに選ばれたマイルズ・ブリッジズ。バックボードにボールをぶつけて豪快な一人アリウープを決めた他、スリーポイントを立て続けに沈めるなど、MVPも納得の活躍でした。
チームUSAでは、注目のザイオン・ウィリアムソンが14得点。ジャ・モラントが10得点6アシスト。トレイ・ヤングが18得点7アシストを記録しています。
ザイオンは、試合終盤のダンク合戦で何本かダンクを失敗してしまいましたが、強烈なボースハンドダンクでリングを傾かせるなど、強烈な印象を残しました。
チームワールドの中では、RJ・バレットがゲーム最多の27得点。ゴンザガ大学時代の八村のチームメイトであるブランドン・クラークが22得点。ルカ・ドンチッチは、16得点5アシストでした。RJ・バレットは、会場の誰もがザイオンのダンクを期待した絶好機にファウルで止めるなど、なかなかの空気を読まない感じが熱かったです。デューク大のチームメイト同士ですが、ザイオンもさすがに不満げでしたね。
八村塁のスタッツ
ライジング・スターズ・チャレンジ2020の八村塁のスタッツは以下の通りです。
- 出場時間:20分
- 得点:14
- リバウンド:7
- アシスト:4
- スティール:1
2年目のシーズンも今季と同等かそれ以上の活躍をすれば、ライジング・スターズ・チャレンジ2021でも世界選抜に選ばれることはほぼ間違いないでしょう。
オールスターウィークエンドに日本の選手が活躍する姿を見られるとは、数年前には夢にも思わなかったです。
近い将来、オールスター本戦への出場も期待してしまいますね。
私たちにこれまで見たことの無い景色を見せてくれる八村塁にこれからも期待しましょう。