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RJバレット / 経歴 / スタッツ / 年俸

RJバレット

RJ・バレット(2000 – )のプロフィール、スタッツ(NBA / 大学 / 高校 / 国際大会)、年俸、NBA 2Kレーティング、キャリア概要、プレイスタイルを紹介します。
RJ Barrett
身長 / 体重 198cm / 97.1kg(
生年月日 2000年6月14日
出身地 カナダ オンタリオ州トロント
ポジション SG / SF
シューズ Puma
SNS Twitter / Instagram
略歴
2019- ニューヨーク・ニックス
NBAドラフト 2019年1巡目3位
出身校 デューク大学

受賞歴・実績

  • オールアメリカン1stチーム(2019)
  • ジェリー・ウェスト賞(2019)
  • ミスターバスケットボールUSA(2018)
  • FIBA U19 W杯 MVP(2017)
  • FIBA U19 W杯 金メダル(2017)

スタッツ(個人成績)

最終更新:2020年9月8日

NBA(レギュラーシーズン)

※横にスクロールできます。

シーズン 年齢 所属 出場 先発 時間 FG FGA FG% 3P 3PA 3P% 2P 2PA 2P% eFG% FT FTA FT% ORB DRB TRB AST STL BLK TOV PF 得点
2019-20 19 NYK 56 55 30.4 5.2 13.0 .402 1.1 3.5 .320 4.1 9.5 .432 .445 2.8 4.5 .614 0.9 4.1 5.0 2.6 1.0 0.3 2.2 2.2 14.3
Career     56 55 30.4 5.2 13.0 .402 1.1 3.5 .320 4.1 9.5 .432 .445 2.8 4.5 .614 0.9 4.1 5.0 2.6 1.0 0.3 2.2 2.2 14.3

大学

シーズン 大学 Conf 出場 先発 時間 FG FGA FG% 2P 2PA 2P% 3P 3PA 3P% FT FTA FT% ORB DRB TRB AST STL BLK TOV PF 得点
2018-19 デューク ACC 38 38 35.3 8.4 18.5 .454 6.5 12.2 .529 1.9 6.2 .308 3.9 5.9 .665 1.6 6.0 7.6 4.3 0.9 0.4 3.2 1.8 22.6
Career デューク   38 38 35.3 8.4 18.5 .454 6.5 12.2 .529 1.9 6.2 .308 3.9 5.9 .665 1.6 6.0 7.6 4.3 0.9 0.4 3.2 1.8 22.6

高校(招待試合)

イベント 出場 時間 FGM FGA FG% 3PM 3PA 3P% FTM FTA FT% TRB AST STL BLK PF TOV 得点
2018 マクドナルド・オールアメリカン 1 23:00 10 14 .714 1 2 .500 5 5 1.000 3 1 0 0 1 4 26
2017 ナイキ・フープサミット 1 20:12 3 6 .500 1 2 .500 2 4 .500 1 2 2 0 1 3 9
2016 ジョーダンブランド・クラシック 1 25:00 8 14 .571 1 2 .500 5 8 .625 8 3 1 0 1 4 22
2018 カナディアン・ショーケース 1 00:00 0 0 .000 0 0 .000 0 0 .000 8 3 1 5 0 0 46

国際大会(アンダーカテゴリー)

大会 出場 時間 FGM FGA FG% 3PM 3PA 3P% FTM FTA FT% TRB AST STL BLK PF TOV 得点 順位
2017 U19 W杯 7 30:38 7.1 15.6 .459 0.7 3.0 .238 6.6 8.7 .754 8.3 4.6 1.7 0.0 2.3 2.9 21.6
2016 U17 W杯 7 25:39 5.9 11.9 .494 1.0 2.9 .350 5.7 9.6 .597 4.6 2.3 0.7 0.9 1.6 2.1 18.4 5位
2015 U16アメリカ選手権 5 25:27 5.8 11.4 .509 1.4 3.4 .412 1.6 3.4 .471 4.6 1.6 1.2 0.0 2.2 3.2 14.6
平均 19 27:26 6.3 13.1 .482 1.0 3.1 .328 4.9 7.6 .648 5.9 2.9 1.2 0.3 2.0 2.7 18.6
合計 19 521:22 120 249 .482 19 58 .328 94 145 .648 113 56 23 6 38 51 353
参照スタッツ
NBA:Basketball-Reference.com
大学:College Basketball at Sports-Reference.com
招待試合 / 国際大会:RealGM

年俸(サラリー)

2019-20シーズンのRJ・バレットの年俸(サラリー)は、7,839,960ドル。日本円にして約8億4千万円となっている(1ドル108円で計算)。

RJ・バレットの年俸の推移は下記の通り。

シーズン 所属 ドル
2019/20 NYK $7,839,960 8億4千万
参照データ
年俸:HoopsHype
為替レート(年平均):MacroTrends

円換算の計算式
ドル年俸 × 当該年の為替レート(年平均)
※百万の位以下切り捨て

NBA 2K レーティング

RJ・バレットのNBA 2Kレーティングの推移は以下の通り。

タイトル シーズン チーム レーティング
2K 20 2019-20 NYK 76
参照:2KRATINGS
※2Kレーティングとは、ゲームソフト「NBA 2K」内において選手の能力を数値化した指標

RJ・バレット|キャリア概要

子供時代

RJバレットは2000年6月14日、カナダのトロント生まれ。名付け親となったのは、父Rowan Barrettの友人でカナダ代表として共にプレイしたスティーブ・ナッシュ。Rowanはラプターズ、セブンティシクサーズなどから契約の話があったもののキャリアを通じてNBAでプレイすることはなく、世界各国のチームを渡り歩いた。

RJバレットが最初にバスケットボールに触れたのは、父の所属チームの関係で家族がフランスに滞在していた頃。子供部屋にあったミニバスケットゴールでバスケットに親しんでいった。2008年、父親がプロバスケットボール選手を引退したことでカナダのオンタリオ州ミシサガに転居。

バスケットボールの他にサッカーや100メートル走、高飛びなどの競技に参加していたが、12歳でバスケに専念することを決意。当時はスティーブ・ナッシュと共にトレーニングする機会を得ている。

12歳にして世代屈指のプレイヤーとの評価を受けていたバレットは、カナダのジュニア・アカデミーでトレーニングしながらオンタリオ州のチームの一員として試合に出場。15歳まではポイントガードとしてプレイした。

▼17歳当時のRJバレットを取材した動画。スティーブ・ナッシュのインタビューも。

高校時代

地元ミシサガにあるSt. Marcellinusに入学したバレットは1年生にして大活躍し高校年代のトッププレイヤーとして注目を集める。

2015年9月には、アメリカのフロリダ州にある名門Montverde Academyに転校。Montverde Academyの卒業生には、ジョエル・エンビードディアンジェロ・ラッセルベン・シモンズらがいる。

Montverde AcademyでバレットはGatorade National Player of the Year、Mr. Basketball USA、Naismith Prep Player of the Yearなど、高校生年代の選手に与えられるあらゆる賞を受賞。これら主要なアワードを総なめにしたのはレブロン・ジェームズ以来という快挙であった。

この他、ジョーダンブランド・クラシック、マクドナルド・オールアメリカン、ナイキ・フープサミットにも選出されている。

2017年には、U-19カナダ代表の一員としてFIBA U-19ワールドカップで優勝し大会得点王とMVPを獲得。準決勝では38得点を挙げてアメリカを撃破し強烈な印象を残した。グループリーグでは八村塁シェーファーアヴィ幸樹らを擁し史上最高の10位に躍進した日本と対戦し100-75で勝利している。

なお、U19ワールドカップではRJバレットが平均21.6得点で得点王、八村塁が20.6得点で2位となっている。のちに大学、NBAでも対戦することになる両者の初対戦となった。

▼RJバレット U-19ワールドカップのハイライト動画
世代ナンバー1の評価
高校卒業時点におけるバレットの評価は非常に高く、Rivals、247Sports、ESPNなどの主要メディアにおけるリクルート・ランキングも全て1位を獲得。

同年代のザイオン・ウィリアムソンらを上回る世代ナンバー1という評価を受けていた。

大学時代|ザイオンと共にデュークの快進撃を牽引

最高の高校生プレイヤーとしての地位を確立したバレットは、コーチKことマイク・シャシェフスキー率いる名門デューク大学に進学。当時すでにSNSやYoutubeを中心に全米の注目を集めていたザイオン・ウィリアムソンとチームメイトになる。

バレットはザイオンと共にチームの快進撃を牽引。一時期デュークは当時NBAで低迷したクリーブランド・キャバリアーズに勝てるとまで言われた。

2018年11月に行われたマウイ・インビテーショナル決勝では、八村塁、ブランドン・クラーク擁する強豪ゴンザガ大学と対戦し惜敗。ラストプレイでリムにアタックしたバレットは八村、クラークに2人がかりでブロックされた。

▼日本のバスケファンも注目したゴンザガ vs デュークの1戦

NCAAトーナメントの優勝候補の1角として期待されたデュークは結局エリート8で敗退。その後、バレットはNBAへのアーリーエントリーを表明し、大学でのプレイは1年間のみとなった

デューク時代のバレットは1試合平均22.6得点(ザイオンと同じ)、7.6リバウンド、4.3アシストをマーク。オールラウンドな活躍を見せた。

バレットはザイオン、ジャ・モラント、八村塁らと共にNCAAのオールアメリカン・ファーストチームに選出。大学最高のシューティングガードに送られるジェリー・ウェスト賞を受賞した。

▼RJバレットのデューク大学時代のTop10プレイ動画

NBA

NBAドラフト2019

大学入学時点では世代ナンバー1評価を受けていたRJバレットだったが、1年間でその評価は変動しNBAドラフト2019の指名順位は全体3位。大学トップレベルでも実力が頭1つ抜けていることを証明したザイオン・ウィリアムソン、ソフォモアシーズンに衝撃的な活躍を見せたマレーステイトのジャ・モラントの後塵を拝する結果となった。

▼RJバレットがニックスに指名された瞬間

2019-20シーズン

低迷が長く続くニックスは、オフシーズンにパワーフォワードばかり揃えるなど補強が迷走。2019-20シーズン開幕前から苦戦が予想されていた。

バレットはそんなチームにおいてスターターとして試合に出続け、14.3得点、5リバウンド、2.6アシストのスタッツを記録。ドラフト3位ルーキーとしてまずまずの活躍を見せた。

ライジングスターズチャレンジ2020では、チームワールドの一員として八村塁、ルカ・ドンチッチらと共にプレイ。ゲーム最多の27得点を挙げて存在感を見せた。

▼RJバレットのルーキーシーズンのハイライト動画

プレイスタイル

力強いドライブ、プルアップジャンパー、フローターなど、オフェンスのバリエーションは多彩。一方で、大学時代から3ポイントシュートが課題として挙げられ、NBAデビュー後は特に苦労した。

アウトサイドシュートに関しては徐々に改善も見られており、伸び代は十分にあると考えられる。フリースロー成功率も改善の余地がある。