契約ブランド
2018年、ジョーダンブランドとの関係を解消したカワイ・レナードは新たにニューバランス(New Balance)と契約。すでにリーグ屈指のスーパースターの地位を確立していたカワイが、これまでNBAのコート上で存在感の薄かったニューバランスと契約したというニュースは驚きをもって受け止められた。
ブランドの顔として大きな期待を背負って臨んだ2018-19シーズン、カワイはトロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導くとともに自身2度目となるファイナルMVPを受賞した。
カワイ・レナードのバッシュ一覧
New Balance KAWHI
「ニューバランス カワイ」(New Balance KAWHI)は、2020年2月のNBAオールスターで初お披露目されたカワイ・レナードにとって初のシグネチャーモデル。レナードは「KAWHI」を履き、同年1月26日に急逝したコービー・ブライアントの追悼ゲームで自身初のオールスターMVPを獲得。新たに「コービー・ブライアントMVPアワード」と銘打たれた賞の初の受賞者となった。
ブランド | ニューバランス |
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発売 | 2020年8月 |
OMN1S
ニューバランスと契約したカワイ・レナードが最初に発表したバッシュがシンプルなデザインが特徴の「OMN1S」。バッシュ名のOMN1Sの由来はラテン語の「omnis」から。omnisは英語でeverythingという意味を持ち、多彩なオフェンススキルにリーグ随一のディフェンス力を兼ね備えたカワイ・レナードの万能性を表している。
「OMN1S」は2019年2月のオールスターで初お披露目され、2019年10月に一般発売された。Lowカットモデルも販売されている。なお、カワイがニューバランスで初めてリリースしたバッシュだが、正式なシグネチャーモデルという位置付けではない。
ブランド | ニューバランス |
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発売 | 2019年10月 |
特徴・評判 | トラクションが好評。しっかりとコートをグリップしてくれる。 |
ニューバランス独自のクッショニングシステムFuel Cell搭載。クッションについて総じて評価は高い。 | |
つま先部分にスペースを感じるというレビューあり。フィットするまでに時間を要す可能性がある。 |
ジョーダンブランド時代
ニューバランス以前にジョーダンブランドと契約していたカワイ・レナード。試合では主にエア・ジョーダン シリーズを履いてプレイした。シグネチャーモデルは発売されなかったが、PE(Player Exclusive またはPlayer’s Editionの略)が制作されている。
▼Air Jordan 33 PE
🖐 @kawhileonard Air Jordan 33 PE pic.twitter.com/PsZxsEOrSI
— B/R Kicks (@brkicks) September 27, 2018
▼Air Jordan 32 Low PE
.@kawhileonard still breaking out Air Jordan 32 Low PEs.
📸: Ron Turenne pic.twitter.com/fe3Wz8q4Zz— SoleCollector.com (@SoleCollector) January 12, 2019
▼Air Jordan 31 white/black PE
Kawhi Leonard hoops in the Air Jordan 31 white/black PE pic.twitter.com/tZvoxEBLJe
— B/R Kicks (@brkicks) October 31, 2016
Air Jordan 30 PE
.@kawhileonard in his Air Jordan XXX PE tonight for Game 2 (via @spurs) pic.twitter.com/oHtCg1OR9X
— B/R Kicks (@brkicks) April 20, 2016
▼Air Jordan 29
.@kawhileonard hooped in the Air Jordan XX9 last night in Memphis pic.twitter.com/FTG322XoYH
— B/R Kicks (@brkicks) April 23, 2016
▼Air Jordan 1 High “Champions Think 16”
Detailed look at the Air Jordan 1 for Kawhi Leonard 🏆 pic.twitter.com/DWmtwnX7WT
— B/R Kicks (@brkicks) April 9, 2018
「ロゴ」裁判
カワイ・レナードはバスケットボールを軽々と片手で掴めるほど大きな手の持ち主として知られている。そんなレナードのニックネームは「かぎ爪」を意味するClawにカワイのKをかけた「The Klaw」。レナードが着用したジョーダンシリーズのPEには、この愛称に由来するロゴが使用されていた。
このロゴの著作権に関してレナードとナイキとの間で2019年6月から裁判になり、2020年4月にナイキが勝訴。カワイ側は「Klaw」ロゴはカワイがデザインしたスケッチが元になっており、著作権はカワイ・レナードのものであると主張。対するナイキはカワイのスケッチを受け取っていたことは認めたものの、あくまでもロゴは共同制作であり、カワイ本人がデザインの使用に承諾したことから商標登録したと主張した。裁判ではナイキの主張が認められ、カワイは新たに契約したニューバランスでKlawロゴが使用できない事態となっている。
選手データ|カワイ・レナード
※随時更新予定