契約ブランド
ケビン・デュラントはテキサス大学での1年間のプレイを経て、2007年のドラフト1巡目2位でNBA入り。ドラフト前から各シューズブランドによるKD争奪戦が繰り広げられ、最終的にアディダスとの競り合いを制したNikeが勝利する。デュラントとナイキは6年6,000万ドル(約60億円)の大型契約を締結した。
ドラフトの1年後には早くも初のシグネチャーシューズ「Nike KD 1」が登場。以降、KDシリーズはNBA選手を含む多くのプレイヤーの間で高い人気を誇っている。
ケビン・デュラントのバッシュ一覧
Nike KD 15|2022
Nike KD 15は、2022年6月にリリースされたローカットタイプのバッシュ。機能面で全般的に高い評価を受けており、特にトラクション、クッションが好評。日本ではEPモデルがメインで展開されている。
2021-22シーズンのケビン・デュラントは、55試合の出場に留まったものの、29.9得点のハイアベレージをマーク。しかし、チームはプレイオフ1回戦でボストン・セルティックスにスウィープされ、シーズン終了となった。
Nike KD 14|2021
Nike KD14は、2021年4月にリリース。「KD7」以来となるTPUのストラップが採用されている。2020-21シーズン、アキレス腱断裂から復帰したデュラントは、多くの試合を欠場したものの出場試合では相変わらずの得点力を発揮。シーズン平均26.9得点をマークした。
Nike KD 13|2020
Nike KD 13は2020年4月に発売。2019-20シーズン、ブルックリン・ネッツの一員となったデュラントは、2019年6月のNBAファイナル第5戦で負った右アキレス腱断裂のリハビリに専念しシーズンを通してプレイすることはなかった。
Nike KD 12|2019-20
Nike KD 12は2019年4月に発売。デュラントは2019年のプレイオフで着用している。デュラントが全休した2019-20シーズンにはジャ・モラント、ジャレン・ジャクソンJrなど、多くのNBAプレイヤーがKD12を履いてプレイした。
ジャモラントのバッシュ特集
Nike KD 11|2018-19
Nike Kd 11はゴールデンステイトでのラストイヤーとなった2018-19シーズンに着用したバッシュ。ウォリアーズは5年連続でNBAファイナルに進出するもデュラント、クレイ・トンプソンの負傷離脱が響きトロント・ラプターズの前に敗れた。
Nike KD 10|2017-18
デュラントが2017-18シーズンに着用したバッシュはNike KD 10。ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンを擁するウォリアーズは2連覇を達成。デュラントは2年連続のNBAファイナルMVPに輝いた。
Nike KD 9|2016-17
ゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍した2016-17シーズン、デュラントはNike KD 9を着用。前シーズン、73勝のNBAレコードを達成したチームにリーグ最高のスコアラーを加えたウォリアーズは3年連続でNBAファイナルに進出。レブロン・ジェームズ、カイリー・アービング、ケビン・ラブ擁するクリーブランド・キャバリアーズを4勝1敗で一蹴し、前年の雪辱を果たした。デュラントは自身初のNBAファイナルMVPに輝いている。
シーズン前の8月にはカーメロ・アンソニー、ジミー・バトラーらとともにリオデジャネイロ・オリンピックに出場し金メダルを獲得した。
Nike KD 8|2015-16
Nike KD 8はオクラホマシティ・サンダーでのラストシーズンとなった2015-16シーズンに着用。同シーズン、サンダーはプレイオフのウェスタン・カンファレンスファイナルでウォリアーズを追い詰めたものの、3勝1敗から3連敗しファイナル進出を逃した。オフシーズンにはプレイオフで敗れたウォリアーズに移籍し物議を醸すこととなる。
Nike KD 7|2014-15
Nike KD 7は2014-15シーズンに着用。同シーズンは度重なる怪我により多くの試合を欠場し不完全燃焼に終わった。
Nike KD 6|2013-14
デュラントが自身初のシーズンMVPを受賞した2013-14シーズンに着用したバッシュはシグネチャー6作目となるNike KD 6。デュラントは1試合平均32.0得点(得点王・キャリアハイ)、7.4リバウンド、5.5アシストのスタッツを残した。
Nike KD 5|2012-13
2012-13シーズンに着用したバッシュは5作目のシグネチャーNike KD 5。同シーズン、デュラントはNBAの歴史上限られた選手しか達成していないフリースロー成功率90%以上、FG成功率50%以上、3P成功率40%以上(通称50-40-90クラブ)を達成した。
Nike KD 4|2011-12
2011-12シーズンに着用したバッシュはNike KD 4。同シーズン、デュラントは平均28.0得点をマークし自身3度目の得点王に輝いた。KD、ラッセル・ウェストブルック、ジェームズ・ハーデンというのちのMVPトリオを揃えたOKCはNBAファイナルに進出。レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュのBig3を揃えたマイアミ・ヒートの前に1勝4敗で敗れた。
2012年夏に開催されたロンドンオリンピックではコービー・ブライアント、レブロン・ジェームズらとともに金メダルを獲得している。
Nike KD 3|2010-11
3作目のシグネチャーNike KD 3は2010-11シーズンに着用。デュラントは平均27.7得点で2シーズン連続の得点王に輝いた。
Nike KD 2|2009-10
NBA3年目の2009-10シーズンに着用したバッシュはNike KD 2。同シーズン、デュラントは平均30.1得点をマークし、初の得点王を獲得。21歳と197日での受賞はNBA史上最年少記録であった。
Nike KD 1|2008-09
ケビン・デュラントの初シグネチャーモデルは2008-09シーズンに発表されたNike KD 1。前シーズンに新人王を獲得したデュラントは、NBA2年目、若干20歳にしてシグネチャーシューズを持つこととなった。
選手データ|ケビン・デュラント
OKC時代の2013-14シーズンにシーズンMVP、ゴールデンステイト時代の2016、2017年に2年連続でファイナルMVPに輝いている。