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契約ブランド
1996年、ジョージタウン大学の人気選手だったアレン・アイバーソンとの契約を勝ち取ったのは、当時バスケットボールシューズのシェアでNIKEと大きく水を開けられていたReebok(リーボック)。
同年のドラフト1位でNBA入りして以降、アイバーソンの鮮烈な活躍と相まって彼のシグネチャーシューズは有数の人気モデルとなった。現在、アイバーソンはReebokと巨額の生涯契約を結んでいる。
アレン・アイバーソンのバッシュ一覧
Reebok Question|1996
アレン・アイバーソンがルーキーシーズンの1996-97シーズンに着用したのが、Reebok Qusestion(リーボック クエスチョン)。大学でスター選手だったものの、約180cmと小柄な体格からNBAでの活躍を疑問視する声が多かったことを逆手に取り、最初のシグネチャーは「Qusestion」とネーミングされた。ルーキーイヤーのアイバーソンは平均23.5得点、4.1リバウンド、7.5アシスト、2.1スティールのスタッツを残し、新人王に選出。周囲の疑念を払拭する活躍を見せた。
Questionはアイバーソンのシグネチャーの中でも特に高い人気を誇り、現在でもNBAのコートで見かけることが珍しくない。どのシューズブランドとも契約していなかった2002-03シーズンのコービー・ブライアントもコービー仕様のQuestionを履いてプレイしたことがある。
Reebok Answer 1|1997
新人王を獲得し、周囲の疑問に満額回答を示したアイバーソン2作目のシグネチャーは名称を「Ansewer」に変更。その後のアイバーソンのシグネチャーラインは「Answerシリーズ」として毎シーズン新たなモデルがリリースされるようになる。
Reebok Answer 2|1998
Reebok Answer 2は1998年にリリース。NBA3年目となった1998-99シーズンにアイバーソンは平均26.8得点で初の得点王を獲得。プレイオフにも初めて進出した。
Reebok Answer 3|1999
Reebok Answer 3は1999年にリリース。アッパー全体にレザーが使用されている。1999-00シーズン、アイバーソンは初のオールスターに選出された。
Reebok Answer 4|2000
Reebok Answer 4は、Answerシリーズの中で特に人気の高いモデル。アイバーソンがキャリア唯一となるNBAファイナルへと進出し、シーズンMVPに輝いた2000-01シーズンに着用した。同シーズン、アイバーソンは得点王とスティール王にも輝いている。
Reebok Answer 5|2001
Reebok Answer 5は2001年にリリースされたバッシュ。2001-02シーズンのアイバーソンは、平均31.4得点、2.8スティールで3度目の得点王、2度目のスティール王に輝いた。前シーズンファイナルに進んだ76ersだったが、同シーズンはプレイオフ1回戦でボストン・セルティックスに1勝4敗で敗れた。
Reebok Answer 6|2002
前足部に「IVERSON」の文字が刻まれたReebok Answer 6は、2002-03シーズンに着用。アイバーソンは平均2.7スティールで3シーズン連続のスティール王を獲得した。プレイオフではカンファレンス準決勝でデトロイト・ピストンズに敗れている。
Reebok Answer 7|2003
Reebok Answer 7を着用した2003-04シーズン、アイバーソンは怪我により34試合に欠場。キャリアワーストとなるFG成功率(38.7%)を記録し、チームはプレイオフ進出を逃した。
Reebok Answer 8|2004
アンサーシリーズ8作目のReebok Answer 8は、レザー素材のアッパーに数字の「8」を散りばめたデザインとなっている。2004-05シーズンのアイバーソンは、平均30.7得点で4度目の得点王を獲得したほか、キャリアハイとなる平均7.9アシストをマークした。
Reebok Question 2|2004
Reebok Question 2は、ルーキーイヤー以来のリリースとなったクエスチョンシリーズの2作目。Question 2を履いてアテネオリンピックに臨んだアイバーソンだったが、チームUSAは過去最低となる3位(銅メダル)で大会を終えた。
Reebok Answer 9|2005
Reebok Answer 9はポイントガードのアイバーソンに似つかわしくない重量感のあるモデル。アイバーソンはキャリアハイとなる平均33.0得点をマークしたものの、76ersはプレイオフ進出を逃した。
Reebok Answer 10|2006
Reebok Answer 10はAnswerシリーズ10作目のシグネチャーモデル。アイバーソンは2006-07シーズン途中にデンバー・ナゲッツへと移籍する。
Reebok Answer 11|2007
Reebok Answer 11はナゲッツでプレイしていた2007年に発売。2007-08シーズンのアイバーソンは全82試合に先発し、平均26.4得点(リーグ3位)、7.1アシスト、2.0スティールをマーク。リーグ屈指のオフェンス能力が健在であることを示した。アイバーソンとカーメロ・アンソニーという強力デュオにより躍進が期待されたナゲッツだったが、かろうじて進出したプレイオフでは、1回戦でコービー・ブライアント、パウ・ガソル擁するロサンゼルス・レイカーズにスウィープされ敗退。同シーズンは、アイバーソンが年間通してプレイした最後のシーズンとなった。
Reebok Question 3|2007
ナゲッツ時代の2007年には、Questionシリーズの第3作目となるQuestion3が発売。Reebok Answer 11に初代Questionのクッショニングを取り入れたバッシュとなっている。
Reebok Answer 12|2008
Reebok Answer 12は2008年にリリース。アイバーソンは2008-09シーズン途中にデトロイト・ピストンズに移籍。背番号が3から1に変わったため、シュータンに配置されていたI3ロゴがaiアイコンへと変更になった。
Reebok Answer 13|2009
Reebok Answer 13はアイバーソンが現役中にリリースされた最後のシグネチャーモデル。2009-10シーズン、アイバーソンはメンフィス・グリズリーズからフィラデルフィア・76ersへ移籍。NBAでのラストシーズンを古巣でプレイした。
Reebok Q96|2013
Reebok Q96は現役引退後の2013年にリリース。初代Questionに現代的なテクノロジーを加えたモデルとなっている。
Reebok Answer 14|2014
Reebok Answer 14は、5年ぶりに登場したアンサーシリーズ14作目。2014年にリリースされた。
Reebok IVERSON LEGACY|2018
2018年にリリースされたReebok IVERSON LEGACYは、アイバーソンのシグネチャーシューズの歴史をトリビュートしたモデル。Question Mid、Answer 1、Answer 2、Answer 3、Answer 4の特徴を組み合わせたバッシュとなっている。
Reebok Question Iverson x Harden|2020
Reebok Question Iverson x Hardenは、アイバーソンのファーストシグネチャーであるQuestionとジェームズ・ハーデンの最初のシグネチャー、HARDEN VOL.1のスペシャルコラボレーションモデル。類まれなスコアリング能力を誇る新旧の得点王がバッシュのコラボレーションという形で融合した。
選手データ|アレン・アイバーソン
アレン・アイバーソンは、1996年のNBAドラフト1位でNBA入りした稀代のスコアリング・ガード。180cmほど(実際はさらに低かったとも言われる)の身長ながら長いウイングスパンと驚異的な跳躍力、屈指のハンドリングスキルによって得点を量産。シーズンMVP(2001)、4度の得点王、11度のオールスター選出とNBAで輝かしい足跡を残した。キャリアを通じてチャンピオンリング獲得はならなかったものの、コービー・ブライアント、シャキール・オニール、ティム・ダンカン、ビンス・カーターらとともにマイケル・ジョーダン引退後のNBA人気を牽引した。