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カール・マローン / 経歴 / スタッツ / 実績まとめ

カール・マローン

NBAのキャリア通算得点でカリーム・アブドゥル・ジャバーに次ぐ36,928得点を挙げたメールマンことカール・マローン(Karl Malone)。ジョン・ストックトンと共に強豪ユタ・ジャズで一時代を築いた史上屈指のパワーフォワードです。

以下、カール・マローンのプロフィール、実績、キャリアの概要、スタッツをまとめました。

カール・マローンの身長・プロフィール

カール・マローン
本名 Karl Anthony Malone
愛称 メイルマン(The Mailman)
ポジション PF(パワーフォワード)
背番号 32 / 11
身長 205.7cm(6フィート 9インチ)
体重 117.4kg(259 lbs)
生年月日 1963年7月24日
出身地 アメリカ合衆国ルイジアナ州サマーフィールド
キャリア
1985-2003 ユタ・ジャズ
2003-2004 ロサンゼルス・レイカーズ
NBAドラフト 1985年13位
出身校 ルイジアナ工科大学(Louisiana Tech)
受賞歴・実績
シーズンMVP 2回(1997, 1999)
NBAオールスター 14回(1988–1998, 2000–2002)
NBAオールスターMVP 2回(1989, 1993)
オールNBA1stチーム 11回(1989–1999)
オールディフェンシブ1stチーム 3回(1997-1999)
オリンピック 金メダル2つ(1992, 1996)

参照
Karl Malone Stats, News, Bio | ESPN
Karl Malone – NBA.com/Stats

カール・マローンのTwitterアカウント

キャリアの概要

生い立ち〜大学時代

カール・マローンは1963年7月24日ルイジアナ州サマーフィールドに9人きょうだいの末っ子として生まれた。父親はカールが3歳の時に自死し、子供たちは農場を営む母親によって育てられる。

マローンは高校時代にチームのエースとして活躍し3年連続でルイジアナ州のタイトルを獲得。卒業後、地元のルイジアナ工科大学に進学し、大学通算で平均18.7得点、9.3リバウンドのスタッツを残す。1984-85シーズンにはチーム史上初のNCAAトーナメント進出に貢献した。

▼ルイジアナ工科大時代のカール・マローン

NBA

1985年のドラフト13位でユタ・ジャズに指名されNBA入り。1年目からスターターに定着し、平均14.9得点、8.9アシストの成績でNBAオールルーキー1stチームに選出。2年目には平均21.7得点を挙げ、以降引退する2003-04シーズンを除いて17シーズン連続で平均20得点以上を記録している。

チームは前年のドラフトで入団していたポイントガード、ジョン・ストックトンとマローンのピックアンドロールを武器にウェスタンカンファレンスで安定した強さを誇った。

1996-97、1997-98と2年連続でウェスタンカンファレンスを制し、NBAファイナルに進出。いずれもマイケル・ジョーダンスコッティ・ピッペンデニス・ロッドマンらを擁したシカゴ・ブルズの前に敗れる。

2003年に相棒ジョン・ストックトンが引退。マローンはチャンピオンリングを求めてレイカーズに移籍した。レイカーズではシャックコービー・ブライアントゲイリー・ペイトンらスター軍団の一員としてファイナルにまで進んだが、デトロイト・ピストンズに敗れ優勝はならず。その年を最後に現役を引退。

▼NBA史に残る名コンビ、カール・マローンとジョン・ストックトン。現在も交流がある様子

優勝はならなかったものの、鍛え上げられた筋骨隆々な身体で同時代のビッグマンとゴール下で渡り合い、マイケル・ジョーダン、ウィルとチェンバレン、コービー・ブライアントら稀代のスコアラーを上回るキャリア通算36,928得点を挙げ歴史に名を残した。

▼最後のシーズンにはコービーとチームメイトに

オリンピック

カール・マローンは1992年のバルセロナオリンピックで、同僚のストックトンらと共にドリームチームの一員として金メダルを獲得。

1996年のアトランタオリンピックにもストックトン、シャキール・オニール、アキーム・オラジュワンらとともに出場し、2大会連続で金メダルを獲得した。

プロレス

1998年にはプロレス団体WCWの興業でデニス・ロッドマン、ハルク・ホーガンのコンビと対戦した。

▼プロレスに参戦したカール・マローン。ロッドマンをぶん投げるシーンも

引退後

引退後、マローンは母校・ルイジアナ工科大学でアシスタントコーチ(2007-2011)を務めた。古巣のユタ・ジャズでもビッグマン向けのコーチング職に就いている。

マローンのアスリート能力は子供たちにも受け継がれ、娘・シェリル(Cheryl Ford)はWNBAのスター選手に成長。息子のDemetress Bellはアメフト選手となりNFLでもプレイした。

参考:Karl Malone | Biography & Accomplishments | Britannica

スタッツ(成績)

カール・マローンのNBAおよび大学時代のスタッツは下記の通りです。

優勝シーズン 太字 キャリアハイ

※横にスクロールできます。

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム 試合 先発 時間 FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG 得点
85–86 UTA 81 76 30.6 .496 .000 .481 8.9 2.9 1.3 0.5 14.9
86–87 UTA 82 82 34.8 .512 .000 .598 10.4 1.9 1.3 0.7 21.7
87–88 UTA 82 82 39.0 .520 .000 .700 12.0 2.4 1.4 0.6 27.7
88–89 UTA 82 82 39.0 .519 .313 .766 10.7 2.7 1.8 0.9 29.1
89–90 UTA 82 82 38.1 .562 .372 .762 11.1 2.8 1.5 0.6 31.0
90–91 UTA 82 82 40.3 .527 .286 .770 11.8 3.3 1.1 1.0 29.0
91–92 UTA 81 81 37.7 .526 .176 .778 11.2 3.0 1.3 0.6 28.0
92–93 UTA 82 82 37.8 .552 .200 .740 11.2 3.8 1.5 1.0 27.0
93–94 UTA 82 82 40.6 .497 .250 .694 11.5 4.0 1.5 1.5 25.2
94–95 UTA 82 82 38.1 .536 .268 .742 10.6 3.5 1.6 1.0 26.7
95–96 UTA 82 82 38.0 .519 .400 .723 9.8 4.2 1.7 0.7 25.7
96–97 UTA 82 82 36.6 .550 .000 .755 9.9 4.5 1.4 0.6 27.4
97–98 UTA 81 81 37.4 .530 .333 .761 10.3 3.9 1.2 0.9 27.0
98–99 UTA 49 49 37.4 .493 .000 .788 9.4 4.1 1.3 0.6 23.8
99–00 UTA 82 82 35.9 .509 .250 .797 9.5 3.7 1.0 0.9 25.5
00–01 UTA 81 81 35.7 .498 .400 .793 8.3 4.5 1.1 0.8 23.2
01–02 UTA 80 80 38.0 .454 .360 .797 8.6 4.3 1.9 0.7 22.4
02–03 UTA 81 81 36.2 .462 .214 .763 7.8 4.7 1.7 0.4 20.6
03–04 LAL 42 42 32.7 .483 .000 .747 8.7 3.9 1.2 0.5 13.2
通算 1476 1471 37.2 .516 .274 .742 10.1 3.6 1.4 0.8 25.0
オールスター 12 8 20.3 .542 .725 6.2 1.6 1.0 0.4 12.1

プレイオフ

シーズン チーム 試合 先発 時間 FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG 得点
1986 UTA 4 4 36.0 .528 .000 .423 7.5 1.0 2.0 .0 21.8
1987 UTA 5 5 40.0 .420 .000 .722 9.6 1.2 2.2 .8 20.0
1988 UTA 11 11 44.9 .482 .000 .723 11.8 1.5 1.2 .6 29.7
1989 UTA 3 3 45.3 .500 .000 .813 16.3 1.3 1.0 .3 30.7
1990 UTA 5 5 40.6 .438 .000 .756 10.2 2.2 2.2 1.0 25.2
1991 UTA 9 9 42.6 .455 .000 .846 13.3 3.2 1.0 1.2 29.7
1992 UTA 16 16 43.0 .521 .000 .805 11.3 2.6 1.4 1.2 29.1
1993 UTA 5 5 43.2 .454 .500 .816 10.4 2.0 1.2 .4 24.0
1994 UTA 16 16 43.9 .467 .000 .738 12.4 3.4 1.4 .8 27.1
1995 UTA 5 5 43.2 .466 .333 .692 13.2 3.8 1.4 .4 30.2
1996 UTA 18 18 40.3 .469 .000 .574 10.3 4.4 1.9 .6 26.5
1997 UTA 20 20 40.8 .435 .500 .720 11.4 2.9 1.4 .8 26.0
1998 UTA 20 20 39.8 .471 .000 .788 10.9 3.4 1.1 1.0 26.3
1999 UTA 11 11 41.0 .417 .000 .791 11.3 4.7 1.2 .7 21.8
2000 UTA 10 10 38.6 .520 1.000 .810 8.9 3.1 .7 .7 27.2
2001 UTA 5 5 39.8 .405 .500 .796 8.8 3.4 1.0 .8 27.6
2002 UTA 4 4 40.8 .411 .000 .714 7.5 4.5 .8 .8 20.0
2003 UTA 5 5 38.2 .405 .000 .732 6.8 4.0 1.6 .4 19.6
2004 LAL 21 21 38.0 .450 .000 .630 8.8 3.4 1.1 .1 11.5
通算 193 193 38.0 .463 .162 .736 10.7 3.2 1.3 .7 24.7

参照:Karl Malone Stats | Basketball-Reference.com

大学

シーズン チーム 試合 先発 時間 FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG 得点
82-83 ルイジアナ工科大 28 28 31.9 .582 .623 10.3 0.4 1.9 .7 20.9
83-84 ルイジアナ工科大 32 31 31.6 .576 .682 8.8 1.3 1.6 .7 18.8
84-85 ルイジアナ工科大 32 32 28.9 .541 .571 9.0 2.3 1.5 .5 16.5
通算 92 91 30.8 .566 .631 9.3 1.4 1.6 .6 18.7

参照:Karl Malone College Stats | College Basketball at Sports-Reference.com

▼カール・マローンの相棒、ジョン・ストックトンについてはこちら
ジョン・ストックトン 【ジョン・ストックトン】プロフィール / スタッツ / 実績まとめ

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