Yudai Baba | |
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身長 / 体重 | 196cm / 90kg |
生年月日 | 1995年11月7日 |
出身地 | 富山県富山市 |
ポジション | SG / SF |
SNS | Twitter / Instagram |
略歴 | |
中学 | 富山市立奥田中学校 |
高校 | 富山第一高校 |
大学 | 筑波大学 |
2017-2019 | アルバルク東京 |
2019-2020 | テキサス・レジェンズ |
2020- | メルボルン・ユナイテッド |
受賞歴・実績
- 2 × Bリーグチャンピオン
- 1 × BリーグファイナルMVP
- Bリーグ新人王
- 3 × インカレ優勝
スタッツ(成績)
NBL(オーストラリアリーグ)
シーズン | 所属 | リーグ | 試合 | 先発 | 時間 | FGM | FGA | FG% | 3PM | 3PA | 3P% | FTM | FTA | FT% | ORB | DRB | TRB | AST | STL | BLK | PF | TOV | 得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020-21 | メルボルン | NBL | 35 | 5 | 19.5 | 2.71 | 6.03 | .450 | 0.83 | 2.51 | .330 | 1.40 | 1.66 | .845 | 0.46 | 1.74 | 2.20 | 1.29 | 0.91 | 0.26 | 1.57 | 1.00 | 7.66 |
Bリーグ
シーズン | チーム | 試合 | 先発 | 時間 | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | 得点 |
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17-18 | アルバルク東京 | 40 | 7 | 20.5 | .520 | .347 | .688 | 2.7 | 2.1 | 1.1 | 0.4 | 8.5 |
18-19 | アルバルク東京 | 59 | 12 | 25.2 | .501 | .235 | .692 | 3.7 | 3.6 | 1.5 | 0.5 | 10.7 |
Gリーグ
シーズン | チーム | 試合 | 先発 | 時間 | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | 得点 |
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19-20 | テキサス・レジェンズ | 41 | 5 | 19.6 | .503 | .411 | .700 | 2.5 | 1.3 | 1.0 | 0.2 | 6.3 |
日本代表
年 | 大会 | 出場 | 時間 | FGM | FGA | FG% | 3PM | 3PA | 3P% | FTM | FTA | FT% | TRB | AST | STL | BLK | PF | TOV | 得点 | 順位 |
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2019 | FIBA W杯 | 5 | 25:30 | 3.4 | 9.0 | .378 | 0.8 | 2.6 | .308 | 1.6 | 2.6 | .615 | 2.6 | 3.0 | 1.4 | 0.0 | 2.2 | 1.6 | 9.2 | 31位 |
2017 | W杯アジア予選 | 10 | 22:32 | 2.9 | 5.6 | .518 | 0.0 | 0.4 | .000 | 2.6 | 3.4 | .765 | 3.6 | 2.0 | 1.4 | 0.5 | 1.2 | 1.2 | 8.4 | 4位 |
2017 | FIBA アジア杯 | 4 | 15:17 | 2.0 | 3.8 | .533 | 0.2 | 0.5 | .500 | 1.2 | 1.2 | 1.000 | 1.5 | 2.2 | 1.5 | 0.5 | 1.0 | 1.2 | 5.5 | – |
平均 | 19 | 21:47 | 2.8 | 6.1 | .466 | 0.3 | 1.0 | .263 | 2.1 | 2.7 | .750 | 2.9 | 2.3 | 1.4 | 0.4 | 1.4 | 1.3 | 8.0 | – | |
通算 | 19 | 414:06 | 54 | 116 | .466 | 5 | 19 | .263 | 39 | 52 | .750 | 55 | 44 | 27 | 7 | 27 | 25 | 152 | – |
キャリア概要
生い立ち
1995年11月7日、富山県富山市生まれ。父は元日本代表の馬場敏春(法政大学→三井生命、身長200cm)。母・由香利も元バスケットボール選手。両親の影響もあり幼稚園の頃からバスケットボールに親しんだ。
父親が転勤族であったことから新潟や埼玉などで過ごし、越谷小学校入学後にミニバスケットボールのチームに所属。小学2年生のときに母親の実家がある富山市に戻る。小学3年生から奥田ミニバスケットボール教室に入り、4年生から試合に出場。6年生でキャプテンに。6年生の頃の身長は168cmほどでセンターでプレイした。6年生次に富山県大会を突破し全国ミニバスケットボール大会に出場している。
両親は将来的に雄大をバスケ選手にしようと考えており、毎晩寝る前にコップ一杯の牛乳を飲ませるなど身長が伸びるように気を使っていたという。
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奥田中学
富山市立奥田中学に進学した馬場は1年次から試合に出場。2年生からスターターとして起用されるようになる。坂本穣治コーチの指導は厳しく、365日のうち元旦以外の364日は練習か試合という毎日であった。
大会での成績は1年次が富山県で3位。2年生で北信越大会1回戦敗退。最終学年の3年次も北信越大会で敗れ、全国大会への出場はならず。
なお、2学年下の八村塁とは公式戦で一緒にプレイすることはなかった。
富山第一高校
高校は父・敏春が監督を務める富山第一高校に進学。2年次からエースとしてチームを牽引し、2年連続でウィンターカップに出場。2年次は初戦で29得点12リバウンドを記録するも能代工業に58-111で敗戦。3年次は山形南に55-81で敗れ、ウィンターカップでの成績は2回ともに1回戦敗退となった。
なお、馬場が3年次に出場したウィンターカップでは、明成高校の八村塁が活躍し優勝。八村は大会ベスト5に選出されている。
筑波大学
高校を卒業した馬場雄大は、カレッジバスケの強豪筑波大学に進学。明治大学と東海大学からもオファーがあったものの、同じく筑波から声がかかっていた福岡大付属大濠高校の杉浦佑成(U-16日本代表でチームメイト)の存在が大きく、筑波を選んだ。
筑波大学では1年次から主力として活躍しインカレ三連覇を達成。大学4年次にBリーグのアルバルク東京と契約し現役大学生Bリーガーとなった。
▼筑波大学3年次の馬場雄大のハイライト動画
Bリーグ
筑波大学に在籍しながらアルバルク東京に所属したBリーグ1年目は主にシックススマンとしてプレイし、平均20.5分の出場で8.5得点、2.7リバウンド、2.0アシスト、1.1スティールのスタッツを記録。チームは優勝し、馬場雄大は新人賞を受賞した。
2年目の2018-2019シーズンは平均25.4分とプレイタイムを伸ばし、平均10.7得点、3.7リバウンド、3.6アシスト、1.5スティールと攻守に渡り活躍。B.LEAGUE CHAMPIONSHIP FINAL GAME 2019では、12得点、12リバウンド、6アシスト、2スティールを記録する活躍でアルバルク東京の2連覇に貢献。FINALのMVPを受賞した。
▼馬場雄大 アルバルク東京時代のハイライト動画
NBAサマーリーグ
2019年7月、NBAサマーリーグに八村塁、渡邊雄太、比江島慎らと共に参戦。ダラス・マーベリックスに所属し、短い出場時間ながら随所に好プレイを見せる。平均12分の出場で4得点、2.3リバウンドを記録した。
FIBA W杯 2019
2019年夏、日本代表としてFIBAバスケットボール ワールドカップ2019に出場。奥田中学時代の後輩、八村塁と共にプレイした。
日本が45対98で惨敗したアメリカ戦では孤軍奮闘し18得点。試合終了後にアメリカのコーチを務めていたスティーブ・カーから声をかけられるなど、惨敗したチームの中で際立った活躍を見せた。
▼FIBA W杯 2019 馬場雄大のハイライト動画
Gリーグ テキサス・レジェンズ
サマーリーグでのプレイが認められた馬場は2019年9月20日、ダラス・マーベリックスと契約。プレシーズンゲームでは平均7.5分の出場で2.3得点を記録する。
10月12日にウェイブ(契約解除)された後、10月17日にGリーグのテキサス・レジェンズと契約。少ない出場時間ながら堅実な活躍を見せ、徐々にプレイタイムを獲得。
リーグ途中での中止という形でシーズンを終えるが、41試合の出場で平均6.3得点、2.5リバウンド、1.3アシスト、1スティールのスタッツを残した。
▼19得点を挙げたメンフィス・ハッスル戦(2020年1月29日)のハイライト
NBL メルボルン・ユナイテッド
2020年7月、オーストラリアのプロリーグ(NBL)のメルボルン・ユナイテッドと契約したことを発表した。アメリカにおける新型コロナウィルス感染拡大の影響によりGリーグの再開が不透明であること、再開までにゲーム感覚を失わないこと、エージェントがオーストラリアに強いこと、オーストラリアが英語圏であることなど、様々な要素を総合的に考慮した上でNBL挑戦を決めたと会見で語っている。
馬場雄大のプレイスタイル。NBAの可能性は?
身長196cm、90キロのボディフレームに日本の選手としては最高レベルの身体能力を兼ね備え、鋭いドライブからのレイアップ、スティールからのワンマン速攻ダンクが大きな武器となっている。
ボールへのプレッシャーディフェンス、ルーズボールへの果敢な飛び込みなど、ハッスルプレイでチームに勢いをつけられる選手。
日本では弱点として指摘されていたスリーポイントの精度がGリーグで大きく向上しており、さらにアウトサイドシュートの精度を高めることがNBA入りする上で最低条件となるだろう。
メルボルン・ユナイテッドとの契約が決まりアメリカから離れることでNBAから遠ざかった印象はあるが、NBLで着実にプレイタイムを確保し存在感を示すことでNBAへの道も開けてくる。ただし、1995年生まれと年齢的に決して若くはなく、1年1年が大きな勝負となることは間違いない。
大学、Bリーグ、Gリーグ、さらに海外リーグを経てのNBA入りが実現すれば、河村勇輝など後に続く世代のモデルケースとしても大きな意味を持つことになるだろう。