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富永啓生の身長やスタッツまとめ。NBAの可能性は?

富永啓生

高校3年次のウィンターカップで平均39.8得点というスタッツを残し得点王に輝いた富永啓生。桜丘高校卒業後は、アメリカのレンジャー・カレッジでプレイしその得点能力を遺憾なく発揮している。2021年秋からNCAAディビジョン1のネブラスカ大学へ編入予定。

以下、和製カリーとも呼ばれる富永啓生の身長、経歴、スタッツ、プレイスタイル、NBA入の可能性についてまとめた。

富永啓生の身長・プロフィール

富永啓生
身長 / 体重 183cm(6ft)※ / 67kg
生年月日 2001年2月1日
出身地 愛知県
ポジション SG(シューティングガード)
中学 春日井市立岩成台中学校
高校 桜丘高校
カレッジ レンジャー・カレッジ(Ranger College)
進学予定 ネブラスカ大学(2021年入学予定)

※身長はレンジャー・カレッジのロスター表を参照。

富永啓生の実際の身長は?

富永啓生の身長は188cm185cm183cmなど、ソースによって異なっている。

ここではレンジャー・カレッジのロスター表記載の183cm(6フィート)を信憑性が高い情報と判断した。

田中力と写っているインスタの写真やステフィン・カリー(約190cm)来日時に撮影された写真を見ると183cmという数字には説得力がありそうだ。なお、シューズを履いて計測したかどうかで身長は変わってくるので、記載される数字がバラけることは珍しくない。

2019年4月に公開されたBASKETBALL DINERのYouTube動画では、まだ身長が伸びていると語っており、今後数字が変わってくるかもしれない。同動画内で本人は190cmまでいけたらいいかなと語っている。元日本代表の父・富永啓之氏は211cmであることから、可能性はあるだろう。

経歴

両親|父は元日本代表。母は実業団でプレイ

富永啓生は2001年2月1日生まれ。父は身長211cmのセンターとして日本代表でもプレイした富永啓之。母・ひとみさんは実業団の三菱電機でプレイしていた元バスケットボール選手というバスケ一家で育つ。両親ともに啓生を将来バスケ選手にしたいという希望を持っており、自然とバスケットボールに親しんでいった。

春日井市立岩成台中学|全中に出場

愛知県の春日井市立岩成台中学時代には、3年次に全中(全国中学校体育大会)に出場し3位に。岩成台中学の1年後輩には、後に福岡大大濠高校に進学し年代別の日本代表に選ばれている横地聖真がいた。

中学生当時の富永は身長が171cmということもあり県選抜には選ばれず、強豪校からの誘いもほとんどなかった。愛知の強豪桜丘高校に進学できたのは、両親と江崎悟コーチに親交があったことが大きかったと言われている。

▼岩手全中2015準決勝でプレイする富永啓生(#5)の動画。横地聖真(#15)の姿も確認できる

桜丘高校

桜丘高校に進学した富永啓生は高校2年次のインターハイで全国デビュー。同年、U16日本代表に選ばれアジア選手権で総得点4位に。2018年8月のU18アジア選手権では1試合平均19.3得点を記録している。

中学時代から身長が10cm以上伸び、シューターとしての才能も大きく開花した高校3年のウィンターカップでは全6試合で239点、1試合平均39.8得点で得点王を獲得(3ポイントシュート成功数は30本を記録)。準決勝で当時高校2年の河村勇輝擁する福岡第一高校に破れたものの、チームを3位に導く活躍を見せた。

▼ウィンターカップを前に公開された富永啓生の紹介動画

レンジャー・カレッジ

高校を卒業した富永啓生は、アメリカの大学への進学を模索。前年にジュニア・カレッジ(2年制大学)で全米2位のレンジャー・カレッジへの進学を決断する。レンジャー短大のヘッドコーチがかつて強豪ケンタッキー大学やテキサスA&Mなどを率いたビリー・ギリスピーであったことも進学を決めた大きな要因の1つだった。

レンジャーカレッジでは31試合に出場し平均16.8得点、FG成功率54.9%、3p成功率47.9%というスタッツを記録。持ち前のシュート力を発揮する。その活躍が認められ、NCAAディビジョン1のネブラスカ大学から声がかかり、2021年の秋から編入することが決定した。

ネブラスカ大学はNCAAトーナメントの出場回数やNITトーナメントの成績を見る限り、渡邊雄太がプレイしたジョージ・ワシントン大学に近いと思われる。ネブラスカ大が所属するビッグテン・カンファレンスは、ミシガン大、ミシガン・ステイト大、オハイオ・ステイト大、インディアナ大、メリーランド大など、NBA選手を多く輩出している強豪校が揃うカンファレンス。このようなハイレベルな環境でプレイできることは富永の成長に資するだろう。

ネブラスカ大のヘッドコーチは現役時代にインディアナ・ペイサーズやシカゴ・ブルズでプレイしたフレッド・ホイバーグ。NCAAのヘッドコーチとして実績を残し、2015年から2019年までシカゴ・ブルズのヘッドコーチを務めた。選手、監督両方でNBAを経験し、大学でも十分なコーチ実績があるホイバーグの下でプレイできるというのも富永にとって好環境と言えるだろう。

▼レンジャーカレッジ1年目のハイライト動画

スタッツ

レンジャー・カレッジ

富永啓生のレンジャー・カレッジでのスタッツは下記の通り。

シーズン チーム 試合 先発 FG% 3P% FT% RPG APG 得点
19-20 レンジャー・カレッジ 31 28 54.9% 47.9% 85.5% 2.3 0.7 16.8

参照:Keisei Tominaga – Ranger College

国際大会

イベント 試合 時間 FGM FGA FG% 3PM 3PA 3P% FTM FTA FT% TRB AST STL BLK PF TOV 得点 順位
2018 U16アジア選手権 6 22:13 6.2 13.5 .457 3.2 7.5 .422 2.0 2.7 .750 2.7 0.0 1.3 0.0 1.0 0.2 17.5 6位

参照:Keisei Tominaga Player Profile – RealGM

イベント 試合 時間 平均得点 総得点 FGM-FGA FG% 3PM-3PA 3P% FTM-FTA FT% 順位
2018 U18アジア選手権 7 19.7 19.3 135 6.7-15.3 43.9 3.3-9.6 34.3 2.6-3.0 85.7 5位

参照:Players Statistics – FIBA U18 Asian Championship 2018 – FIBA.basketball

プレイスタイル

ハーフコートのどこからでもシュートが決められる生粋のシューター。ジェームズ・ハーデンを彷彿させるステップバックからの3ポイントも武器となっている。ディフェンスの有無に関わらず迷いなくシュートを打てる積極性があり、アウトサイドシュートの能力だけで言えば日本代表に入ってもトップクラスに位置付けられるだろう。日本代表がFIBAワールドカップ2019で露呈した3ポイントシュート力不足を考えると、富永を2021年開催予定の東京オリンピックの代表に入れてみても面白いのではないか(過去に3×3の代表候補に選出されており、そちらで出場する可能性も)。

ドライブからのレイアップは相手のタイミングを外すのが上手くフィニッシュ能力も低くない。本人は渡米後に課題を感じているようだが、NCAAディビジョン1の高さにも対応できるのではないかと思われる。日本の選手の中では身体能力が高いほうで、試合中にダンクを見せることもある。

身長的には今後ポイントガードを任される可能性もあるが、現時点の適性を考えればシューティングガードがベストだろう。

▼ダンクを披露した富永がチームメイトにもみくちゃにされる動画

富永啓生のNBAの可能性は?

NBAが夢であると公言している富永啓生だが、将来的にNBAでプレイできる可能性はどれだけあるのだろうか。

富永啓生の3ポイントシュートの能力はNBA入りを自然と期待してしまうほどに際立ったものがある。今後、シューティングガードとしてプレイするなら、本人が見本としているステフィン・カリーと同じくらいの190cm(6フィート3インチ)まで身長がほしいところ。

なお、2019-2020シーズンのNBA選手の平均身長は6フィート 6インチ(約198cm)、シューティングガードの身長はおそらく194〜195あたりだと思われる。NBAで活躍した低身長のシューティングガードとしては、アレン・アイバーソンが有名だ。登録身長は183cmだったが、実際は178cmほどしかなかったとも言われている。その他思いつく限りでは、主にマーベリックスで活躍したジェイソン・テリーが188cm、ジャズの若きエース、ドノバン・ミッチェルが185cm、シックスマンとして圧倒的な得点能力を誇るルー・ウィリアムズが185cmとなっている。

最近の選手では、ヴァージニア大学でNCAAチャンピオンに輝き、NBAドラフト2019において2巡目55位で指名されたカイル・ガイ(185cm)あたりが参考になるだろうか。

カイル・ガイのヴァージニア大学での最終年のスタッツは、平均15.4得点4.5リバウンド、2.1アシスト。FG成功率は44.9%、3p成功率は42.6%。

ネブラスカ大で富永が平均15得点以上、3p成功率40%以上を記録しチームも好成績を挙げることができれば、身長が伸びるかどうかに関係なくNBAの可能性が開けてくるだろう。

Bリーグで経験を積んでからアメリカに挑戦した馬場雄大の例があるように、NBAへのルートは多様化してきている。富永の今後に期待したい。

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