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【渡邊雄太】の身長 / 経歴 / スタッツ〜NBAに定着するために

Yuta Watanabe

田臥勇太以来、日本出身者として2人目のNBAプレイヤーとなった渡邊雄太。2018年7月20日にメンフィス・グリズリーズと2way契約を結び、普段はGリーグを主戦場としながらNBA定着を目指し奮闘しています。

以下、渡邊雄太のプロフィールやスタッツ、プレイスタイルをまとめました。

渡邊雄太の身長・体重・最高到達点

yuta-watanabe-jump出典:StrengthCoachMJ Twitter

渡邊雄太のプロフィール
  • 名前:渡邊雄太
  • 生年月日:1994年10月13日
  • 出身:香川県木田郡三木町
  • 中学:高松市立牟礼中学校
  • 高校:尽誠学園高校
  • 大学:ジョージ・ワシントン大学
  • 所属:メンフィス・グリズリーズ(メンフィス・ハッスル)※2way契約
  • 身長:203cm (6ft 8in)
  • 体重:97.5kg (215 lb)
  • ポジション:G(ガード) / F(フォワード)
  • 最高到達点:357cm(11ft 8.5in)

参照:NBA.com

渡邊雄太のInstagram、Twitter

経歴

高校入学以前

1994年10月13日香川県生まれ。両親は元バスケットボール選手。父英幸さんは熊谷組、母久美さん(旧姓久保田)はシャンソン化粧品でプレイ。久美さんは日本代表に選出経験がある。姉の夕貴さんも元バスケットボール選手でWリーグのアイシン・エィ・ダブリュでプレイした。

渡邊雄太が本格的にバスケットボールを始めたのは小学1年生の頃。香川県木田郡で活動している三木スポーツ少年団に入団した。

小学6年生時の身長は160cm。香川県高松市の牟礼中に入学後、毎年10cmずつ身長が伸び、高校入学後も伸び続ける。高身長ながらもガード並みのボールハンドリング技術を持ち、インサイド、アウトサイドの両方でプレイできる現在のスタイルは、身長が段階的に伸びたことで築き得たものと言える。

参考:四国新聞社

尽誠学園高校時代|ウィンターカップで2度の準優勝

尽誠学園高校入学後は、1年次からスターターとして全国大会に出場。2011年、2012年のウィンターカップで準優勝した。2012年のウィンターカップ決勝では、ライバル的存在だったジョフ・チェイカ・アハマド バンバ擁する延岡学園に2点差で敗れた(渡邊は20得点12リバウンドの活躍)。

アメリカ留学|セント・トーマス・モア・スクール

高校卒業後の進路として渡邉はアメリカ留学を選択。コネチカット州のセント・トーマス・モア・スクール(St. Thomas More School)に入学し、NCAA1部の大学入学を目指してプレイすることに。

進路を決める際、言葉の問題などもあり、周囲からはアメリカ行きに対して反対の声もあったが、田臥勇太(高校卒業後、NCAA2部のブリガムヤング大学ハワイ校でプレイ)の後押しもあり、最終的にはアメリカ留学を決意した。

※アメリカコネチカット州にあるセント・トーマス・モア・スクール(St. Thomas More School)はプレップスクール(preparatory school = prep school)と呼ばれる大学進学準備のための学校で、バスケットボール部にはNCAAでのプレイを目指す選手が集まる。過去には藤枝明誠高校出身で史上最年少の15歳で日本代表候補にも選出された角野亮伍も在籍していた。漫画家井上雄彦が創設したスラムダンク奨学生の提携校にもなっている。

セント・トーマス・モアでは2013-14シーズンをスターターとしてプレイし、レギュラーシーズンで1試合平均13得点、6リバウンドのスタッツを記録。ナショナル・プレップ・チャンピオンシップでは準優勝に貢献し、オールファーストチームにも選出された。

シーズン中の2014年2月にTwitter上でNCAA1部のジョージ・ワシントン大学(The George Washington University, 略称: GWU)への進学が決定したことを報告。フォーダム大学(Fordham University)からもオファーがあったが、ジョージ・ワシントン大のヘッドコーチ、マイク・ローナガンからの熱烈な勧誘が決め手となった。

日本生まれの選手がNCAAのディビジョン1でプレーするのは渡邊で4人目(過去にプレイしたのは松井啓十郎、高橋マイケル、伊藤大司)。スカラシップ(スポーツ奨学金)を獲得したのは渡邉が初となる。

ジョージ・ワシントン大学

Freshman Year(大学1年目)

大学1年目の2014-2015シーズンは主にシックススマンとしてプレイし、シーズン平均7.4得点、3.5リバウンド、0.6アシスト、0.6ブロックの成績を残す。2015年3月7日に行われたレギュラーシーズン最終戦の対マサチューセッツ大(The University of Massachusetts)戦では3ポイントシュートを7本沈め、シーズンハイの21得点を挙げた。

ジョージ・ワシントン大学はNCAAトーナメントには進出できなかったものの、ナショナル・インビテーション・トーナメント(全米招待トーナメント、NIT)に出場。1回戦ではACC所属の強豪校ピッツバーグ大(University of Pittsburgh)に33年ぶりの勝利を挙げる。2回戦でテンプル大(Temple University)に敗れて1年目のシーズンが終了した。

▼アトランティック10カンファレンス(A-10)のルーキー・オブ・ザ・ウィークを受賞

スカラシップを得てのNCAA D-1所属の大学に入学、さらにシーズンでの活躍によって渡邉はアメリカでも話題となり、ニューヨーク・タイムズワシントン・ポストなどでも取り上げられた。アメリカではトップレベルでプレイするアジア系のバスケットボール選手が少ないことから、渡邊雄太への注目度は高かった。

Sophomore Year(大学2年目)

大学2年目となる2015-2016シーズンはスターターとして活躍し平均8.4得点、4リバウンド、1.4アシスト、1.1ブロックを記録。平均プレイタイムも27.7分と1年目より5分ほど伸びた。オフェンスではシュートタッチに苦しみ、前年より3ポイントシュート、フリースローの確率を下げるも、身体を張ったディフェンスでチームに貢献。リバウンド、ブロックなどの数字を伸ばす。レギュラーシーズン最終戦、ステフィン・カリーの出身校でもあるデビッドソン大(Davidson College)との試合ではキャリアハイの22得点を挙げた。

1年目同様ジョージ・ワシントン大学はNCAAトーナメントの進出を逃したが、前年2回戦で敗退したNITで優勝。決勝のヴァルパライソ大(Valparaiso University)戦では33分の出場で6得点、4リバウンド、4ブロックを記録。シーズン全体を象徴するようなディフェンス面での活躍でチームの勝利に貢献した。

Junior Year(大学3年目)

大学3年目となる2016-2017シーズンでは、ディフェンスのみならずオフェンス面でもチームの主軸として期待され、平均35.1分の出場で12.2得点、4.75リバウンド、2.5アシスト、1.1スティール、1.1ブロックのアベレージを記録。

怪我の影響で1、2年目に比べて出場試合数は減ったものの、28試合中27試合でスタメン出場しプレイタイムも前年比7.4分増。

チームとしては、前年に主力だった4年生が抜けたことによる戦力ダウン、さらにマイク・ロナーガンHCがシーズン直前に解雇されるなど、苦境の中で通算20勝15敗の成績に終わった。

3年連続でNCAAトーナメント出場を逃し、前年優勝したNITトーナメントへの出場も叶わなかったが、渡邊自身は主要スタッツを着実に伸ばし、ディフェンス面でも相手のエースガードとのマッチアップを任されるなど大きく成長。A10カンファレンスのオール・ディフェンシブ・チームにも選出された。

▼渡邊雄太 2017年ハイライト動画

Senior Year(大学4年目)

最終学年となったシニアシーズンはエースとして16.3得点、6.1リバウンド、1.6ブロックと攻守に渡り活躍。目標であるNCAAトーナメント進出はならなかったものの、個人としてはA10カンファレンスのディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得。カンファレンス屈指の選手として存在感を示した。

2018-19シーズン|メンフィス・グリズリーズと2way契約

サマーリーグで9.4得点4.2リバウンド、1.6ブロックと一定の結果を残した渡邊は2018年7月20日にメンフィス・グリズリーズと2way契約を締結。NBAとGリーグの両方でプレイすることとなる。

2018年10月27日のフェニックス・サンズ戦でNBA初出場。2004年の田臥勇太(フェニックス・サンズ)以来の日本人2人目のNBAプレイヤーとなった。

NBAでは出場時間が限られたものの、グリズリーズ傘下のメンフィス・ハッスルではチームの主力として活躍し、平均14.1得点7.6リバウンド、1.2ブロックを記録した。

▼ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で初フィールドゴールを記録

2019-20シーズン|Gリーグで活躍

2019年のサマーリーグで平均14.8得点、7.3リバウンドを記録。2019-20シーズンのNBAではチーム事情もあり前年から出場時間を減らしたもののFG%、3p%ともに大きく向上させた。

Gリーグではトップクラスの成績を残し、前半戦の優秀選手(東西カンファレンスから各12人選ばれる)に選出。現地1月22日のデラウェアブルーコート戦では、キャリアハイとなる40得点を記録するなど、Gリーグではハッスルのエースとして活躍した。

▼40得点を挙げたデラウェアブルーコート戦のハイライト動画

日本代表歴(アンダーカテゴリーを含む)

尽誠学園高校1年時の2011年2月、U-18日本代表候補に選出。高校2年時にバスケットボール男子日本代表候補。2011年8月のウィリアム・ジョーンズカップに出場。

高校3年時の2012年にも日本代表に選出され、台湾との親善試合でベンチ入り。同年8月にはU-18日本代表の主将として第22回FIBAアジアU-18選手権に出場(4位)。

アメリカ留学準備中の2013年にも日本代表に選出。5月、第3回東アジア選手権に出場した(3位)。8月にマニラで開催された第27回アジア選手権にも出場(9位)。

大学2年目のシーズンを終えた2016年、リオデジャネイロオリンピック世界最終予選日本代表に選出。ラトビア、チェコに連敗しリオデジャネイロオリンピックの出場権を逃した。渡邊雄太はラトビア戦で出場時間17分、4得点1リバウンド。チェコ戦では27分の出場で10得点7リバウンドを記録。

2019年8月に行われたFIBAワールドカップ中国大会に出場。チームは全敗したものの渡邊はモンテネグロ戦で34得点10リバウンドを記録するなど、八村不在の試合でエースとして活躍した。

▼ワールドカップでのハイライト動画

スタッツ

ジョージ・ワシントン大学時代のスタッツ

※横にスクロールできます。

シーズン チーム 試合 先発 時間 FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG 得点
14-15 GW 35 10 22.5 .384 .348 .831 3.5 .6 .4 .6 7.4
15-16 GW 38 37 27.7 .422 .306 .707 4.0 1.4 .6 1.1 8.4
16-17 GW 28 27 35.1 .444 .314 .817 4.8 2.5 1.1 1.1 12.2
17-18 GW 33 33 36.6 .437 .364 .807 6.1 1.6 .8 1.6 16.3

Gリーグのスタッツ

シーズン チーム 試合 時間 FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG 得点
18-19 MHU 33 33.9 .434 .333 .827 7.3 2.8 .9 1.2 14.1
19-20 MHU 22 32.7 .542 .364 .816 5.7 2.2 .9 1.0 17.2

NBAのスタッツ

シーズン 年齢 所属 試合 先発 時間 FG FGA FG% 3P 3PA 3P% 2P 2PA 2P% eFG% FT FTA FT% ORB DRB TRB AST STL BLK TOV PF 得点
2018-19 24 MEM 15 0 11.6 1.0 3.4 .294 0.1 1.1 .125 0.9 2.3 .371 .314 0.5 0.7 .700 0.3 1.8 2.1 0.5 0.3 0.1 0.4 0.7 2.6
2019-20 25 MEM 18 0 5.8 0.8 1.9 .441 0.2 0.4 .375 0.7 1.4 .462 .485 0.2 0.4 .375 0.4 0.7 1.1 0.3 0.3 0.1 0.1 0.5 2.0
Career     33 0 8.5 0.9 2.6 .353 0.2 0.7 .208 0.8 1.8 .410 .382 0.3 0.5 .556 0.3 1.2 1.5 0.4 0.3 0.1 0.2 0.6 2.3

プレイスタイル|NBAに定着するには?

渡邊雄太は身長203cmと長身ながら機動力とボールハンドリング力を備えています。アウトサイドシュートは安定性に課題があるものの平均以上の能力があり、ドライブインからも得点できます。

ディフェンス面も高く評価されており、ブロックも大きな武器です。大学4年次にはA10カンファレンスのオール・ディフェンシブ・チームに選出。長身かつウィングスパンが長く運動能力も高い渡邊のディフェンスはNBAレベルでも通用しています。

長身ながらボールハンドリングに優れ、センター以外のあらゆるポジションでプレイできる素質を持つことから、シカゴブルズで活躍したクロアチアのトニー・クーコッチとの共通点を挙げるアメリカのバスケ関係者もいます。また、左利きということもあってか、渡邊のハイライト動画を見た海外のバスケファンの中にはマヌ・ジノビリやラマ―・オドムを連想するとのコメントも見られます。本人は過去のインタビューでジョー・イングルズのプレイを参考にしていると語っています。

フィジカルをさらに強化し、アウトサイドシュートの安定性を高めればNBAのチームと本契約を交わすことも不可能ではありません。Gリーグではすでにトップレベルであることを証明済みです。NBAでは限定された役割をこなすロールプレイヤーとなることから、短い出場時間の中で着実に結果を残すことが求められるでしょう。

今後も渡邊雄太の活躍に注目していきます。

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