八村阿蓮の身長・プロフィール
八村阿蓮(Aren Hachimura) | |
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身長 / 体重 | 198cm / 98kg(※) |
足のサイズ | 31cm |
生年月日 | 1999年12月20日 |
出身地 | 富山県 |
ポジション | C(センター) / PF(パワーフォワード) |
SNS | Twitter / Instagram |
略歴 | |
中学 | 梅丘中学校 |
高校 | 明成高校 |
大学 | 東海大学 |
2020- | サンロッカーズ渋谷(特別指定選手) |
▼兄・八村塁と弟・八村阿蓮の2ショット(NBAドラフト2019にて)
弟・八村阿蓮の身長は兄・八村塁より5cmほど低い198cm。高校3年の時から2cm伸びているとのことで、今後さらに伸びる可能性はある。フィジカル・トレーニングにより体重も高校時代から10kg増の98kgとなっている。
経歴
小学6年からバスケットボールを始める
1999年12月20日生まれ。兄、八村塁の2学年下にあたる。子供の頃の夢はサッカー選手。小学6年生の時に兄がやっていたバスケットボールを始める。中学は東京都世田谷区にあるバスケットボールの強豪、梅丘中学でプレイ。全中(全国中学校バスケットボール大会)出場を果たす。
明成高校|ウィンターカップで優勝
高校は兄と同じ宮城県の明成高校に進学。1年次には当時3年生の塁とともにウィンターカップで優勝。
兄の代が達成したウィンターカップ3連覇の次の年、阿蓮が2年次のウィンターカップでは1回戦敗退。エースとして迎えた3年次のインターハイでは決勝で福岡大附属大濠高校に1点差で敗れたが、冬のウィンターカップで優勝し昨年の雪辱を果たす。当時、ゴンザガ大学でプレイしていた八村塁は弟・阿蓮ら後輩たちの優勝に対して自分が3連覇した時よりも嬉しいと語った。
東海大学|インカレで優勝
明成高校を卒業した八村塁は東海大学に進学。大学初年度から北陸学院高校出身の大倉颯太とともに1年生コンビとして活躍する。関東大学リーグ9位とシード枠に入れなかったものの、前評判を覆してインカレで優勝を果たす(東海大学は5年ぶり5回目の優勝)。
2年次はインカレ準決勝で昨年決勝で対戦した専修大学に敗れて2連覇はならず。
3年生シーズンには河村勇輝(高校生Bリーガーとして活躍し大きな注目を集めた)が入学しチームメイトとなる。東海大は関東リーグ戦の代替として開催されたオータムカップで優勝。インカレでも圧倒的な強さで優勝を果たした。
▼八村阿蓮 東海大学2年次(2019-20シーズン)のハイライト動画
Bリーグ参戦
2020年12月、特別指定選手としてサンロッカーズ渋谷に加入。初のBリーグ参戦となる。
スタッツ
Bリーグ
最終更新:2020年2月17日 / 最新スタッツ:Bリーグ
シーズン | 所属 | リーグ | 試合 | 先発 | 時間 | FGM | FGA | FG% | 3PM | 3PA | 3P% | FTM | FTA | FT% | OFF | DEF | TRB | AST | STL | BLK | PF | TOV | 得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020-21 | サンロッカーズ渋谷 | Bリーグ | 8 | 0 | 11.9 | 0.62 | 2.12 | .294 | 0.00 | 0.62 | .000 | 0.12 | 0.50 | .250 | 0.62 | 0.88 | 1.50 | 0.25 | 0.25 | 0.12 | 1.75 | 0.25 | 1.38 |
東海大学(関東リーグ)でのスタッツ
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シーズン | チーム | 試合 | 時間 | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | 得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 東海大 | 22 | 23.0 | 61.0% | 12.5% | 66.1% | 7.0 | 0.4 | 0.2 | 1.0 | 11.2 |
2019 | 東海大 | 22 | 23.3 | 41.7% | 24.4% | 70.6% | 7.0 | 0.5 | 0.3 | 0.7 | 9.6 |
2020 | 東海大 | 4 | 25.7 | 48.6% | 30.0% | 50.0% | 6.3 | 0.8 | 0.5 | 1.0 | 10.8 |
インカレ
シーズン | チーム | 試合 | 時間 | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | 得点 |
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2020 | 東海大 | 5 | 23.0 | 63.6% | 12.5% | 59.1% | 6.2 | 0.6 | 0.4 | 0.0 | 11.2 |
個人スタッツ(2018) | 一般社団法人関東大学バスケットボール連盟
個人スタッツ(2019) | 一般社団法人関東大学バスケットボール連盟
個人スタッツ(2020) | 一般社団法人関東大学バスケットボール連盟
個人スタッツ(インカレ2020)一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟
プレイスタイル
明成高校時代から東海大学に至るまでゴール下を主戦場とするインサイドプレイヤー。身長は兄・八村塁よりも約5cm低く体重も軽いが、兄と同様身体が強く、リム周りで高い得点力を発揮する。リバウンドやブロックも大きな持ち味。
本人はアウトサイドのプレイを伸ばしていきたいと語っており、大学の試合では3ポイントシュートを決める場面も見られるなど、伸びしろを期待できる。
大学入学後にジャンプ力が向上し、簡単にダンクができるようになったとインタビューで語っている。
▼ダンクを披露する八村阿蓮
兄・八村塁との日本代表での共演は?
八村阿蓮は将来の目標としてBリーグで活躍すること、兄・八村塁と日本代表でともにプレイすることの2つを挙げている。阿蓮は各年代の日本代表に選出されており、同世代で日本トップレベルの実力があることは間違いない。将来的に日本代表に入ってくることも十分に考えられるだろう。
近年、大幅にレベルアップしたとはいえ、日本代表は他の強豪国に比べてインサイドの戦力が手薄である。国際大会に出場できる帰化選手(ライアン・ロシターが有力か)は1人であり、インサイドで体を張ったプレイのできる八村阿蓮がメンバーに割って入る可能性は十分に考えられる。今後は竹内兄弟やシェーファーアヴィ幸樹、渡辺飛勇、張本天傑らとポジション争いをしていくことになると予想される。
まずは本人の目標であるBリーグで実績を残し、多くのバスケファンが待ち望む日本代表での八村兄弟の共演を期待したい。