Kai Toews | |
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身長 / 体重 | 188cm / 84kg(※) |
生年月日 | 1998年9月17日 |
出身地 | 出身地:兵庫県 |
ポジション | PG(ポイントガード) |
シューズ | アディダス |
SNS | Twitter / Instagram |
略歴 | |
中学校 | 神戸市立本庄中学校 |
高校 | 京北高校 |
高校(アメリカ) | ブリッジトン・アカデミー / ノースフィールド・マウント・ハーモン |
大学 | ノースカロライナ大学ウィルミントン校 |
2020- | 宇都宮ブレックス |
スタッツ
Bリーグ
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シーズン | 所属 | リーグ | 出場 | 先発 | 時間 | FGM | FGA | FG% | 3PM | 3PA | 3P% | FTM | FTA | FT% | OFF | DEF | TRB | AST | STL | BLK | PF | TOV | 得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019-20 | 宇都宮 | Bリーグ | 12 | 0 | 10.2 | 2.42 | 4.75 | .509 | 0.58 | 1.67 | .350 | 0.33 | 0.33 | 1.000 | 0.17 | 0.67 | 0.83 | 1.83 | 0.17 | 0.00 | 1.08 | 0.58 | 5.75 |
2020-21 | 宇都宮 | Bリーグ | 32 | 1 | 17.1 | 2.19 | 5.97 | .366 | 0.47 | 1.88 | .250 | 1.19 | 1.84 | .644 | 0.19 | 1.62 | 1.81 | 3.16 | 0.56 | 0.00 | 1.81 | 1.41 | 6.03 |
大学
シーズン | 大学 | Conf | 試合 | 先発 | 時間 | FG | FGA | FG% | 2P | 2PA | 2P% | 3P | 3PA | 3P% | FT | FTA | FT% | ORB | DRB | TRB | AST | STL | BLK | TOV | PF | 得点 |
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2018-19 | UNCW | CAA | 33 | 32 | 30.7 | 3.2 | 8.0 | .405 | 2.7 | 5.9 | .464 | 0.5 | 2.1 | .243 | 1.8 | 2.4 | .756 | 0.3 | 2.3 | 2.6 | 7.7 | 0.5 | 0.0 | 3.4 | 1.4 | 8.8 |
2019-20 | UNCW | CAA | 13 | 12 | 26.5 | 2.1 | 6.7 | .310 | 1.4 | 4.6 | .300 | 0.7 | 2.1 | .333 | 0.7 | 1.0 | .692 | 0.2 | 1.9 | 2.1 | 4.3 | 0.7 | 0.0 | 3.2 | 1.4 | 5.5 |
通算 | UNCW | 46 | 44 | 29.5 | 2.9 | 7.6 | .382 | 2.3 | 5.5 | .425 | 0.6 | 2.1 | .268 | 1.5 | 2.0 | .747 | 0.2 | 2.2 | 2.4 | 6.7 | 0.6 | 0.0 | 3.3 | 1.4 | 7.9 |
高校
Year | 学年 | GP | MPG | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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16-17 | Junior | 38 | – | 1.9 | 4.5 | 0.5 | 1.1 | 1.3 |
17-18 | Senior | 35 | – | 3.6 | 6.1 | 1.3 | 1.2 | 9.5 |
テーブス海|キャリア概要
生い立ち|中学時代にU15日本代表に選出
テーブス海は1998年、日本人の母と元プロバスケットボール選手で指導者として日本でのコーチングキャリアを持つカナダ人の父BT・テーブスの下、兵庫県で生まれた。
競技としてバスケットボールを始めたのは小学校4年生の頃。地元兵庫県にある神戸市立本庄中学校時代にはU15日本代表に選ばれている。
中学時代に指導を受けた牧浦朋教諭からパスのタイミングやコースを教わり、以降、自分の武器はパスだと自覚しているとインタビューで語っている。
京北高校時代|高2年の夏に渡米の決断
中学卒業後は東京のバスケット強豪校、京北高校(現・東洋大学京北高校)に進学。1年次からベンチ入りし、2年次にはエースとして活躍した。高校2年の夏に行われたインターハイ1回戦、北陸学院戦ではチームトップの24得点を挙げる活躍を見せるも68-83で敗れて初戦敗退。
その後、テーブス海は京北高校を退学し渡米の決断をする。
この決断には京北高校の先輩でNCAAディビジョン2でプレイした田渡凌(京北高の監督田渡優の三男・帰国後はBリーグでプレイ)の成長を目の当たりにした経験や日本代表PGの富樫勇樹から受けたアドバイスが影響したという。
「テーブスはアメリカでチャレンジすべき。僕らは言葉の問題、コミュニケーションで苦労が多く、そこでつまづくもあったけど、テーブスにはその心配がない。練習に専念できるはずだ」
▼テーブス海をアメリカへ送り出す心境を綴った父BT・テーブス氏の言葉(Twitterより)
テーブス海
僕は決して彼にバスケを勧めなかった、彼自身がバスケの楽しさを発見した。
それから、彼と僕はたくさんの苦しい、そして楽しい時間を体育館で過ごしてきた。彼は独自のスタイルのプレーをする。インターハイで、彼は京北のために全てを出し切るだろう。
そして、その後は夢を追ってたった一人でアメリカへ旅立つ。いつものように、僕は遠くから応援している。
ブリッジトン・アカデミー
京北高校を退学し、アメリカに渡ったテーブス海が最初に入学したのはメイン州ブリッジトンにあるブリッジトン・アカデミー(Bridgton Academy)。進学先を選ぶ際には出場時間が確保できるかどうかも考慮したという。
ノースフィールド・マウント・ハーモン
ブリッジトンでは1年だけプレイし、マサチューセッツ州の強豪校ノースフィールド・マウント・ハーモン(Northfield Mount Hermon )に転校。
そこでの活躍が認められ2016年7月には世界から選抜された高校生たちが集まる『アディダス・ネーションズ』に招待される。そこでジェレミー・リンと話す機会があり「ミスを犯すことを恐れるな」というアドバイスを受けた。
ノースフィールド・マウント・ハーモンではシニアシーズンに1試合平均10.0pt、5.0アシスト、3.0リバウンドを記録した。
リクルート|D1の6大学からオファーを受ける
NCAAディビジョン1の6大学(バックネル大、ノースカロライナ大学ウィルミントン校、デラウェア大、ブラウン大、ウォフォード大、プレスビテリアン大)からオファーを受け、ノースカロライナ大学ウィルミントン校(UNCW)へ進学を決断する。
ノースカロライナ大学ウィルミントン校
テーブス海が進学したノースカロライナ大学ウィルミントン校は、NCAAトーナメントに2016年、2017年と2年連続出場するなどディビジョン1の中堅校。
テーブスはフレッシュマンながらチームのスタートPGとして活躍。アシストのスタッツはNCAAディビジョン1全体2位に入る数字を残した。
UNCWが所属するCAAカンファレンスのルーキー・オブ・ザ・ウィークも受賞している。
Bリーグ「宇都宮ブレックス」入団
UNCWでの2年目のシーズン途中で、日本への帰国を決断。Bリーグの初代王者である宇都宮ブレックス(前栃木ブレックス)への加入が決まった。
本人はこの決断について「もっと高いレベルでやりたい」との思いがあってBリーグ入りを決めたとインタビューで答えている。
もっと高いレベルでやりたいと思いました。もちろんディビジョン1はレベルが高いですけど、カンファレンスによって大きく差があります。もっと良い大学に移ることも考えたのですが、そうなると1年間プレーできなくなります。21歳という一番成長できる時期に1年プレーできないのは、自分の成長に良くないと考えました。そこでBリーグに行くことを検討したんです。アメリカから見ていて、僕が日本にいた頃のリーグとは全然違うレベルになっているし、すごく盛り上がっていると感じていました。
引用元:テーブス海はレベルの高いバスケを目指して宇都宮ブレックスへ(後編)「Bリーグを経由してNBAの夢を追う」|Basket Count
同じインタビューでは、まだ自分がNBAレベルの選手ではないこと、今もNBAのサマーリーグやGリーグへの挑戦を視野に入れていることが本人の口から語られている。
Bリーグで活躍した馬場雄大がマーベリックスと契約(その後、Gリーグでプレイ)したように、テーブスもBリーグ経由でのNBA挑戦を視野に入れているようだ。
テーブス海のプレイスタイル
高いパスセンスとスピード、ハンドリング、身体の強さを併せ持ったポイントガード。ドライブからのキックアウトを得意とする。身長は190cm弱だが練習でダンクを披露するなど身体能力は高い。
大学時代はパスファーストなポイントガートとしてプレイしたが、Bリーグでは積極的に自ら得点を取りに行く姿勢を見せるなどプレイスタイルに若干の変化が見られる。