Marvin Bagley III | |
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身長 / 体重 | 211cm / 106.6kg(※) |
生年月日 | 1999年3月14日 |
出身地 | アリゾナ州テンペ |
ポジション | PF(パワーフォワード) |
SNS | Twitter / Instagram |
略歴 | |
2018- | サクラメント・キングス |
NBAドラフト | 2018年1巡目2位 |
出身校 | デューク大学 |
受賞歴・実績
- オールルーキー1stチーム
マービン・バグリー3世|キャリア概要
生い立ち
マービン・バグリー3世は1999年3月14日アリゾナ州テンピ生まれ。父はノースカロライナA&T州立大学でアメフトの選手としてプレイした経歴を持つMarvin Jr.。祖父はNBAとABAの両リーグでプレイし、東京オリンピックで金メダルを獲得しているジョー・コールドウェル(Joe Caldwell)。
マービン・バグリー3世は早くからその才能を見出され、14歳の頃には北アリゾナ大学(Northern Arizona University)からスカラシップのオファーを受けている。
14歳時点ですでに身長は203cm(6.8フィート)あり、他にもアリゾナ州立大学(Arizona State)、サンフランシスコ大学(San Francisco)クレイトン大学(Creighton)からオファーを受けた。
高校時代
マービン・バグリー3世は、高校1年次に地元アリゾナ州テンペにあるCorona del Sol High Schoolに所属。2年次にはアリゾナ州フェニックスにあるHillcrest Prepでプレイした。
Hillcrest Prepでは、のちにNBAドラフト2018で全体1位指名を受けるディアンドレ・エイトンとチームメイトになるも、入学後しばらくしてカリフォルニア州のSierra Canyon Schoolに転校。
Sierra Canyon Schoolでは平均24.9得点10.1リバウンドを記録し世代トップの評価を受ける。
Sierra Canyon Schoolでの初年度にプレイする資格を得られなかったことから(ルールに抵触)、大学への進学を1年早めることとなる。
デューク大学
デューク大に入学したマービン・バグリー3世は前評判通りの活躍でフレッシュマンながらほとんどの試合にスターターで出場。1試合平均21.0得点、11.1リバウンドのスタッツを記録した。
強豪が揃うアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)の新人王と最優秀選手賞を獲得。ACCのファーストチームに選ばれた。
ディアンドレ・エイトン、トレイ・ヤングとともにフレッシュマンながらオールアメリカン・ファーストチームにも選出(※)。
2018NCAAトーナメントでは、ファイナル4進出をかけたカンザス大戦に81-85で敗れて敗退。バグリーはNBAへのアーリーエントリーを表明し、大学でのプレイは1年間のみとなった。
NBA
NBAドラフト2018
当初からトップ3指名が確実視されていたマービン・バグリー3世はNBAドラフト2018でサクラメント・キングスから全体2位指名を受け入団。高校時代に一時期同じチームに所属し、同ドラフトで全体1位指名を受けたディアンドレ・エイトンに次ぐ順位となった。
ルーキーイヤー
1年目の2018-19シーズンは、平均14.9得点、7.6リバウンド、FG成功率50.4%を記録。ルカ・ドンチッチ、トレイ・ヤング、ディアンドレ・エイトン、ジャレン・ジャクソンJr.らとともにオールルーキー1stチームに選出された。
プレイスタイル
211cmの身長と高い身体能力を誇り、リバウンドに強い(特に2度目、3度目のジャンプの速さを評価する声がある)。長身だがハンドリング能力が高く、大学ではリバウンドからコースト・トゥ・コーストで相手ゴールに迫るシーンも見られた。
大学時代の3pt試投数は1試合平均1.8と多くないものの成功率39.7パーセントは優秀。NBAでは苦戦しているが、アウトサイドシュートに磨きをかければさらに怖い選手となるだろう。
弱点として、身長の割にウィングスパンがそれほど長くないこと(214cm)を指摘されることがあり、ショットブロッカーとしての能力は改善の余地がある。
順調に成長すればオールスターを目指せる潜在能力を秘めている(バグリーの祖父ジョー・コールドウェルもホークス時代にオールスターに選出されている)。
スタッツ(個人成績)
NBA(レギュラーシーズン)
最終更新:2020年6月13日
※横にスクロールできます。
シーズン | 年齢 | 所属 | 試合 | 先発 | 時間 | FG | FGA | FG% | 3P | 3PA | 3P% | 2P | 2PA | 2P% | eFG% | FT | FTA | FT% | ORB | DRB | TRB | AST | STL | BLK | TOV | PF | 得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018-19 | 19 | SAC | 62 | 4 | 25.3 | 5.7 | 11.4 | .504 | 0.5 | 1.5 | .313 | 5.3 | 9.8 | .534 | .525 | 2.9 | 4.2 | .691 | 2.6 | 5.0 | 7.6 | 1.0 | 0.5 | 1.0 | 1.6 | 1.9 | 14.9 |
2019-20 | 20 | SAC | 13 | 6 | 25.7 | 6.0 | 12.8 | .467 | 0.3 | 1.7 | .182 | 5.7 | 11.2 | .510 | .479 | 1.9 | 2.4 | .806 | 2.2 | 5.2 | 7.5 | 0.8 | 0.5 | 0.9 | 1.4 | 3.3 | 14.2 |
Career | 75 | 10 | 25.3 | 5.8 | 11.6 | .497 | 0.5 | 1.6 | .288 | 5.3 | 10.1 | .530 | .517 | 2.7 | 3.9 | .703 | 2.5 | 5.0 | 7.6 | 1.0 | 0.5 | 0.9 | 1.5 | 2.2 | 14.8 |
大学
シーズン | 大学 | Conf | 出場 | 先発 | 時間 | FG | FGA | FG% | 2P | 2PA | 2P% | 3P | 3PA | 3P% | FT | FTA | FT% | ORB | DRB | TRB | AST | STL | BLK | TOV | PF | 得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017-18 | デューク | ACC | 33 | 32 | 33.9 | 8.2 | 13.3 | .614 | 7.5 | 11.6 | .647 | 0.7 | 1.8 | .397 | 4.0 | 6.3 | .627 | 4.0 | 7.1 | 11.1 | 1.5 | 0.8 | 0.9 | 2.3 | 1.8 | 21.0 |
高校
Year | 学年 | GP | MPG | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16-17 | Junior | 29 | – | 10.1 | 1.6 | 0.9 | 2.0 | 24.6 |
マービン・バグリー3世|年俸(サラリー)
2019-20シーズンのマービン・バグリー3世の年俸(サラリー)は、8,556,120ドル。日本円にして約9億2千万円となっている(1ドル108円で計算)。マービン・バグリー3世の年俸の推移は下記の通り。
シーズン | 所属 | ドル | 円 |
---|---|---|---|
2019/20 | SAC | $8,556,120 | 9億2千万 |
2018/19 | SAC | $7,314,960 | 7億9千万 |
NBA 2K レーティング
マービン・バグリー3世のNBA 2Kレーティングの推移は以下の通り。
タイトル | シーズン | チーム | レーティング |
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2K 20 | 2019/20 | SAC | 82 |
2K 19 | 2018/19 | SAC | 81 |
※2Kレーティングとは、ゲームソフト「NBA 2K」内において選手の能力を数値化した指標