ディアンドレ・エイトン|多様なルーツを持つ216cmのビッグマン

ディアンドレ・エイトン プロフィール

NBAドラフト2018で全体1位指名を受けフェニックス・サンズに入団したディアンドレ・エイトン(Deandre Edoneille Ayton)。

216cmの長身で身体能力抜群。長身ながらスキルも兼ね備える現代NBA仕様の7フッターです。

バハマの貧しい家庭で生まれ育ち、ドラフトNO1ピックでNBA入りするというサクセスストーリーを歩んでいることから、故郷の子ども達に大きな夢を抱かせるロールモデルとしても期待されています。

以下、ディアンドレ・エイトンのこれまでの経歴やハイライト動画などをまとめました。

ディアンドレ・エイトンの身長・体重・ポジション

ディアンドレ・エイトン

  • 生年月日:1998年7月23日
  • 出身地:バハマ
  • 出身校:アリゾナ大学
  • 身長: 216cm(7ft 1in)
  • 体重:113kg(249 lb)
  • ウィングスパン:227cm(7’5ft ½in)
  • ポジション:センター/パワーフォワード

生い立ち|エイトンを形作る多様なルーツ

バハマ バスケットコート

ディアンドレ・エイトンはナイジェリア出身の父親とジャマイカ出身の母親の下、バハマのナッソーに生まれました(エイトンの他にきょうだいが4人)。

多様なルーツを持つエイトンはNBAドラフト2018でのインタビューで「自分はバハマ人であるだけでなくナイジェリア人であり、ジャマイカ人でもある」と語っています。

参照:Arizona’s Deandre Ayton remembers his roots on NBA Draft night

▼NBAドラフト2018でエイトンが来ていたジャケットの裏地には各国の国旗が。

エイトンがバスケットボールを本格的に始めたのは12歳の頃。マーチングバンドに所属しサッカーをプレイしていた少年時代のエイトンはすでに身長が6.5ft(約195cm)あり、スカウトの目に留まります。

バスケットボールキャンプへの参加に必要だった100ドルを捻出するため、父親に連れられてアルバイトをしたとポール・ピアースによるESPNのインタビューで語っています。

また、バスケットを始めた当初はデカいだけ(Tall for Nothing)という意味で「TFN」と呼ばれてからかわれることもあったそうで、それが逆に彼のモチベーションにも繋がったとのこと。

▼ポール・ピアースによるインタビュー動画。

その後、カリフォルニア州サンディエゴに居を移したエイトンはアメリカの高校でのバスケット生活を始めることとなります。

高校時代|得点・リバウンド・ブロックで優れた数字を残す

高校生になったエイトンは、カリフォルニア州サンディエゴにあるBalboa City Schoolでプレイ。

2年次には22試合中21試合でダブルダブルを記録する活躍を見せます。

3年次からはアリゾナ州フェニックスにあるHillcrest Prep Academyに転校。のちにNBAドラフト2018でサクラメント・キングスから全体2位指名を受けるマービン・バグリー三世(Marvin Bagley III)と一時期チームメイトになりました。

高校時代のエイトンの主要スタッツは下記の通り。

Grade PPG RPG BPG
Sophomore 21 16 3.8
Junior 29.2 16.7 3.8
Senior 26 15 3.5

※左から「学年」「1試合平均得点」「平均リバウンド」「平均ブロック」

エイトンは2016年に開催されたナイキ・フープサミットに世界選抜の一員として参加(かつて能代港時代の田臥勇太も選ばれましたね)。

▼ディアンドレ・エイトンの高校時代のプレイ動画。

高校時代から高い評価を受けていたディアンドレ・エイトンは、オファーを受けていたカンザス大学、ケンタッキー大学など複数の大学の中から進学先としてアリゾナ大学を選びます。

大学入学前の評価|世代トップレベルの評価

世代トップレベルの評価を受けていたディアンドレ・エイトン。大学入学前の各メディアの評価は下記の通り。

Recruiting star ratings
Scout.com
(5.0)
Rivals.com
(5.0)
247Sports.com
(5.0)
ESPN
(5.0)

※ESPNは97/100を星に換算

参照:Wikipedia | Deandre Ayton

アリゾナ大学|全試合に先発し活躍

アリゾナ大学に進学したディアンドレ・エイトンはフレッシュマンながら全試合に先発し1試合平均20.1pt、11.6リバウンド、1.9ブロックを記録。

アリゾナ大が所属するPac-12カンファレンスのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた他、新人王、Pac-12のファーストチーム、オールアメリカン・ファーストチームにも選出されます。

※この年のオールアメリカン・ファーストチームにはエイトンの他、マービン・バグリー三世、トレイ・ヤングと3人の1年生が選ばれました。

その年の大学最優秀パワーフォワードに送られるカール・マローン賞も受賞し、フレッシュマンのエイトンがタイトルを総なめにする形となりました。

NCAAトーナメントでは1回戦でバッファロー大にアップセットをくらい、初戦敗退。

その後、NBAドラフトへのアーリーエントリーを表明し、エイトンの大学でのプレイは1年のみとなりました。

大学時代のディアンドレ・エイトンのスタッツは下記の通り。

Year GP GS MPG FG% 3p% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017-2018 35 35 33.5 0.612 0.343 0.733 11.6 1.6 0.6 1.9 20.1

※得点、リバウンド、ブロックを太字にしてあります。

詳細スタッツ >> sports-reference.com

▼ディアンドレ・エイトンの大学時代のハイライト動画

NBAドラフト2018|全体1位指名でフェニックス・サンズに入団

ディアンドレ・エイトンはNBAドラフト2018において全体1位指名を受けてフェニックス・サンズに入団。高校時代から大学時代にかけて過ごしたアリゾナ州のチームということもあり、サンズがエイトンを指名することは大方の予想通りでした。

NBAの歴史において、エイトンは高校、大学でプレイした州を本拠地とするチームにドラフト1位指名された最初の選手となりました。

ディアンドレ・エイトンのプレイスタイル

エイトンは216cmの7フッターながら機動力があり、ミドルレンジからのシュートも良いものを持っています。アリゾナ大時代の3ポイントは1試合平均で1本しか打っていませんが、パーセンテージは34.3%と決して悪い数字ではありません。

4番、5番ポジションの選手であってもスリーを打つことが求められる現代NBAでも高いレベルで活躍できる潜在能力は十分にあるでしょう。

ウィングスパンは227cmを誇り、高校・大学時代を通じてリバウンド、ブロックで高いアベレージを残しています。

ルカ・ドンチッチトレイ・ヤングジャレン・ジャクソンJrなど、能力の高い選手が揃う2018ドラフト組の中でもNO1ピックとして受ける期待は相当大きなものがあると思います。

バハマ、ナイジェリア、ジャマイカと多様なルーツを持つディアンドレ・エイトンの活躍に今後も期待したいです。

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